口三味線が盛り上る
通常、自分の手番ではないにもかかわらず、他のプレイヤーのプレイに対してあれこれアドバイス(時にはいちゃもん)をつけることは、「口三味線」といってあまり行儀のいいものではありません。しかし破滅の13に限っては、その口三味線が大いにたのしいゲームです。
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タイトル:破滅の13
原題:Jetzt schlaegt's 13!
メーカー:Ravensburger
プレイ人数:2~5人
プレイ時間:30分位
というのも、カードを各プレイヤーに配るディーラーは、カードの内容を確認してから、それを誰に配るかを恣意的に決められるれます。
そのため配られるカードをコントロールする唯一の方法は、言葉でディーラーに影響を与えるしかありあません。
時にはなだめすかし、時には哀願する
良いカードが場にでたのであれば、「お願い、それ下さい!」とディーラーに拝み倒してみましょう。また悪いカードがでたのであれば、少々腹黒ですが「あいつがトップだから、そのカードをつけちゃえよ」とライバルを蹴落とすように煽るのも有効。
このプレイヤー同士が言動によってゲームをコントロールしようとする様がこのゲームのスパイスになってきます(そしてそのやりとりがおもしろい)
もっともディーラーは持ち回りですので、あんまりヒドイことをすれば後で仕返しをされることは必至ですが……
「13」という短いデッドリミットの中での攻防、つい熱が入ってしまう口三味線での応酬。1ゲームを30分程度で終わる手軽さも魅力であり、この冬、コタツで家族・親戚で遊ぶには最適なゲームの一つといえそうです。
双六屋的「破滅の13」のDBB
破滅の13に合わせると盛り上る(かもしれない)周辺環境。DRINK:ルイ13世(コニャック)
BGV:『13日の金曜日』シリーズ
BGM:『破滅への使者』(ファイナルファンタジーIX サウンドトラックから)
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