我々の仲間の中にお邪魔者がいるぞ！　コタツの黄金を争奪せよ [カードゲーム・ボードゲーム] All About

冬はコタツにかぎる

冬最高の憩いの場所はぬくぬくのコタツをおいてありません！　

冬休みで親戚や友達などであつまるこの時期、コタツの上で遊べるカードゲームがオススメです。
『アフタースキーはコレで盛上る』でも述べましたが、カードゲームの利点ははルールがシンプルで比較的誰でも最初からたのしむことができることと、プレイ人数にフレキシビリティがあるということです。今回ご紹介するのは金鉱堀りをテーマにした『お邪魔者』というゲームです。

タイトル：お邪魔者（原題：saboteur）
プレイ人数：３－１０
プレイ時間：３０分位

左のスタートカードから敷詰め、右のゴールドカード（２枚はハズレ）をめざす

プレイヤーは金鉱堀のドワーフとなり、カードの横幅にして７枚分離れているゴールドをめざすというゲームです。

各プレイヤーは毎手番に１枚の通路カードを矛盾することなく敷詰め、誰かゴールドにたどりつけば金鉱堀の全員でそのゴールドを分け合います。

紆余曲折のすえ見事ゴールドに辿りついたぞ！

だからといって簡単にたどりつけるわけではありません。このゲームが最もおもしろいところは、金鉱堀りの中にお邪魔者、つまり裏切り者がいるということです！　

お邪魔者の目的は、金鉱堀りたちがゴールにたどりつけないようにすることです。そのため相手が通路カードを引けなくなってしまうアクションカード（壊れたランプ・つるはし・トロッコ）を使用して邪魔をしたり、あるいは通路カードをあらぬ方向に導いたりして、金鉱堀たちを混乱させましょう。

ただし金鉱堀たちはいわばチームです。自分がお邪魔者だからといって序盤戦からあからさまに妨害をしていると、逆に金鉱堀たちからアクションカードの集中砲火にあってしまいます。自分の正体がギリギリまでばれないように狡猾に立ち回る必要があります。

ゴールドにたどりつければ金鉱堀チームの勝ち、辿りつくことを阻止できればお邪魔者の勝ちとうわけです。お邪魔者が勝てばやはり数個のゴールドを獲得できます。

金鉱堀かお邪魔者かは毎ラウンドカードを引いて決定しますので（そのラウンドが終了するまで役割は明かさない）昨日の仲間は今日の敵ということは十分ありえます。

３ラウンド行って最もゴールドの数が多いプレイヤーが最終的な勝者です。