珍妙な日本語が笑いを誘う名作パーティーゲーム
プレイ人数 4~10人
プレイ時間 20分
ある修飾語(青りんごカード)に対して全員がそれにもっとも相応しいと思う言葉(赤りんごカード)を出します。ジャッジとよばれる審判員が適当と思う組み合わせを一枚決めます。その赤りんごカードを出した人が青りんごカードをゲット! はじめに青りんごカードの規定数に達したプレイヤーが勝者となります。(ジャッジは持ち回り)
このゲームの面白いところはジャッジの判断がすべてということ。日本語として整合性も重要ですが、ジャッジがいかにも好みそうな言葉を選べるかにかかっています。
ジャッジの性格を加味しながら「あいつは受け狙いが好きだから」とか「わりと普通っぽいのを選ぶよな」とか回数を重ねるごとに互いのキャラクターを読みあって遊ぶのが愉しい。
ただし手札は限られていますので必ずしもマッチした言葉を出せるわけではありません。苦し紛れに出したカードが珍妙な日本語を作ってしまいでもそれがウケ足りする場合もあるので侮れません。
このゲーム、シビアな読み合いなどはありませんのでお酒を飲みながら楽しめます。いえ、むしろ酔っ払っているほうがさらにおかしさは増すことでしょう。
カードには日本語と英語の両方の表記があるので、英語を読める外国人とも遊べます。誰とでも仲良く遊べるすぐれたパーティーゲームです。
本日のコンポーネントのおさらい
●『デュスターバルドの狼男』
●『6ニムト!』
●『アップルトゥアップル』
【関連サイト】
・ガイドはここで購入しました→『ビバリー』
・『THE GAME GALLERY』内のレビュー
・本物のゲレンデに行くならAAJガイド プロライダー清原幹也さんの『スノーボード』
・〈おすすめINDEX〉ガイドが過去に書いた記事からカードゲーム関連のものを集めました