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任天堂の“第3の柱”が、その答えだ!
「ニンテンドーDS」 |
2004年12月2日発売予定 |
まずは、真の“差別化”。
斬新すぎるニンテンドーDSの機能をフルに活かしたゲームを、他のゲーム機でも発売できるかといえば、それはまず不可能です。このように、たとえ複数のゲーム機が共存していても、それぞれのゲーム機が徹底した差別化を実現することができれば、良い意味でお互いに刺激し合って市場を活性化させることにもつながることでしょう。
そして、次なる“革命”。
リアルなグラフィック、リアルなサウンドといった技術面でのゲーム機の性能向上は、もはや限界の域に達しつつあります。これからのゲーム機には、従来の成功方程式とは異なる路線を打ち出すことが必要とされているのです。このようなゲーム業界の現状に対して任天堂が導き出したひとつの答えが、携帯ゲーム機としてはかつてないインターフェースを搭載した「ニンテンドーDS」なのですね。
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コントローラが変わっただけでも!
これからのゲーム機の“進化”には、「技術」だけではなく「アイデア」の新しさを追求できる斬新なインターフェースが必要不可欠とされています。
ですが、それは異なる見方をすれば、ゲーム機の「本体」は変わらなくても、ゲーム機の「インターフェース」さえ変われば、それもまたひとつの“進化”となる!と解釈することもできるでしょう。
たとえば、ゲームキューブ用ソフト『マリオパーティ6』(11月18日発売予定)。
定番パーティゲームの第6弾となる本作には、「ゲームキューブ マイク」が同梱されています。マイクを使ってクイズの問題に答えたり、キャラクターに指示を出したりと、これまでのシリーズとは一線を画すプレイスタイルが実現しています!
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また、ゲームボーイアドバンス用ソフト『まわるメイドインワリオ』(10月14日発売予定)の操作方法も、なかなか奇抜です。
おバカなプチゲームがひたすら収録された瞬間アクションゲーム『メイドインワリオ』シリーズの最新作なのですが、なんと今回は十字ボタンを一切使いません。カートリッジに回転センサーが内蔵されていて、ゲームボーイアドバンスの本体を回転させることでゲームを操作するのです!
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このように、インターフェースが変わっただけで、新しいゲーム機を買ったときに負けないくらいの新鮮な感覚を味わうことだって出来るのです。これからのゲーム機の行く先を考えるうえで、これまでの歴代のコントローラに注目してみたキッカケも、ここにあります。
そう、これからのゲーム機の“進化”は、すなわちインターフェースの“新化”となる!といっても決して過言ではないでしょう!
そして次は、“革命”が起こる!
コードネーム“Revolution”── 来春に発表されるというウワサの、次世代ゲーム機における任天堂の新たなる提案。現時点では詳細は明らかにされていませんが、それは少なくとも、単に現行機の性能を向上させただけのゲーム機にはならないでしょう。
ファミコンからスーパーファミコンへ、ニンテンドウ64からゲームキューブへ。そして次は、これまたテレビゲーム史に大きな“革命”をもたらすような、ユーザーにとって夢のマシンが登場するはずなのです!
◆番外編/
斬新すぎるゲーム機たち
神遊機、バーチャルボーイ、スーパースコープ
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<目次> |
◆ゲーム機コントローラは進化する ゲーム機の歴史は、まさにコントローラの進化の歴史だ! |
◆「十字ボタン」の確立 ゲーム&ウォッチ ~ ファミリーコンピュータ ~ スーパーファミコン |
◆「3Dスティック」の革命 ニンテンドウ64 ~ ニンテンドーゲームキューブ |
◆次なる革命へ──コードネーム“Revolusion” ニンテンドーDS ~ “レボリューション” |
【番外編】 斬新すぎるゲーム機たち ~ 神遊機、バーチャルボーイ、スーパースコープ |