スーパーの棚とゲームの棚ジャンルとタイトル順の整理は、並べる側は非常に管理がしやすいという利点があります。しかし一方で、探す側が自分の欲しいゲームに辿り着くためには、ある程度の知識が要求されます。(イラスト 橋本モチチ)棚作りが上手なスーパーマーケットって、ジャンルで分けながらも用途を意識した棚作りがしてあることが多いんです。例えば、味噌の棚の近くには、昆布なんかの乾物が置いてあって、でもカップ味噌汁はインスタントスープのコーナーに置いてあったりします。買い置きの味噌とカップ味噌汁は出来上がりは似たものでも用途が違うからですね。これが、同じ料理だからと言って買い置きの味噌の方にカップ味噌汁も置いてあると、カップ味噌汁を選ぶときにインスタントの中華風スープや、ミネストローネスープなんかと比較がしにくくてすごく選びにくいことになります。ゲームの棚は、こういう状態になってることが多いんです。家族みんなで遊べるゲームが欲しいと思っても、アクション、スポーツ、テーブルゲームと、ジャンルを横断的に探さないといけません。その上で、難しいとか、簡単とか、そういうこともついてまわります。今や、本当にたくさんのゲームが発売されるようになりました。ニンテンドーDSやWiiといった新しい入力デバイスを搭載したゲーム機の登場は、ゲームの用途そのものも大きく広げています。たくさんの中から選べることはいいことです。でも、ゲームに詳しくない人にとって、多すぎる選択肢は、選べないという意味で選択肢がないこととあまり変わりません。このゲームは何用なのか、ぱっと分かるようになれば、もっとたくさんの人がゲームを楽しめるようになるかもしれません。【関連記事】ミスさえ楽しい、NewマリオWii(AllAboutゲーム業界ニュース) イオナズンを撃ってみたい人へ(AllAboutゲーム業界ニュース) 私のゲームはどこ!(AllAboutゲーム業界ニュース)【関連サイト】田下広夢の記事にはできない。(ゲーム業界ニュースガイド個人運営サイト)【編集部おすすめの購入サイト】Amazonで人気のゲームソフトをチェック!楽天市場で人気のゲームソフトをチェック!前のページへ123※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。