美しいゲーム巨大なボスや、純ファンタジーのグラフィックから、同じくSCEから発売されているワンダと巨像を連想しました。新しい遊びにチャレンジしているところも同じですねまず、最初は絶望的とも思える難易度にゲームが設定されてあって、ユーザー同士がヒントを出し合えるオンラインが攻略を手助けします。なおかつオンラインへの誘導が実にスムーズでユーザーは特別意識をせずとも、いつもオンラインに接続する。それぞれの要素がお互いを補完しあって、機能しています。なおかつ、オンラインに接続しなくても、ヒントが無くなる分難易度は上がるものの、アクションRPGとしてのゲーム性が少しも失われない点も素晴らしい。オフラインモードと、オンラインモードを分けて、それぞれを同じゲームエンジンを使った似て非なるゲームとして構成するオンラインゲームと比べると、デモンズソウルはユーザー同士のコミュニケーション、対戦や協力プレイなどの要素が、1つのゲームの中に綺麗に収まり、しかも少しもぶれることなくゲームの中身と同化しています。実に完成度が高い、美しいゲームです。この美しいまでの完成度の高さを、きちんとユーザーが発見して、新規作でも、高難易度でも、流行の絵柄でなくても、売れるのはなんだか嬉しくなります。新しいことを、お客さんが評価してくれる業界は、新しいことに挑戦できます。完成度の高さを、お客さんが評価してくれる業界は、丁寧に作りこむことができます。デモンズソウルのような美しいゲームが埋もれずに、正しい評価を受けたことは、今後のゲーム業界全体にとっても明るい希望になるような気がします。【関連記事】オンラインの醍醐味は皆で食事をする楽しさ(AllAboutゲーム業界ニュース)オンラインはゲームビジネスを変えるか(AllAboutゲーム業界ニュース)PS3にとってFF13は最重要タイトルではない(AllAboutゲーム業界ニュース)【編集部おすすめの購入サイト】Amazonで人気のゲームソフトをチェック!楽天市場で人気のゲームソフトをチェック!前のページへ123※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。