凄いことがカンタンにできてこそ売れる時代

カーナビの図
比較的早い段階でタッチパネルを取り入れた商品にカーナビがあります。これもやはりインターフェースが非常に重要になる商品です
私の個人的な予想では、今後非常に多くの商品がタッチパネルを使うのではないかと考えています。例えば既にPCではタブレットPCという画面を直接タッチすることで操作できるPCがありますが、こういったものの中から、誰でも簡単に操作ができるPCとして大きくシェアを獲得できるようなものがいずれ登場するのではないかと思っています。

ですが、一番大事なことはタッチパネルを使うか否か、ということではありません。重要なのは、誰でも簡単に使いこなせる、ということであるはずですね。タッチパネルは携帯ゲームハードや携帯電話での成功例に過ぎないのですから。

ゲームのコントローラーというコアな層にしか使いこなせなかったものを、分かりやすいインターフェースにすることによって、広い層に売るというDSのアプローチは、業界を越えて広くビジネスのお手本となる事例です。

新しいサービス、便利な商品、凄い発明が日々登場しています。しかし、そうやって複雑になっていく毎日についていけない人達がたくさんいます。十分に豊かな世の中で、みんながみんな説明書とにらめっこしながら四苦八苦して使いこなしてはくれないのです。

売れるためには、新しいこと、便利なこと、凄いこと、それにひとつ加えてカンタンなこと、これが重要になる時代が来ているのではないでしょうか。DSの成功はそんな時代を先取りしたもののように思えます。

【関連記事】
ゲームらしいゲームよどこへいく(AllAboutゲーム業界ニュース)
ゲームの新しい役割 新しい社会との関係(AllAboutゲーム業界ニュース)
ゲームハードという視点から見るiPhone(AllAboutゲーム業界ニュース)

※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。