逆転の発想
朝起きると友達からプレゼントが届いている!? なんてことも。 |
インターネットのサービスを思い浮かべてみてください。例えば掲示板、あるいはブログ、mixiに代表されるようなSNS、これらのサービスの多くは、管理側がサーバーを用意し、そこにユーザーがアクセスするものです。ユーザーは管理側が用意したサーバーに自分のコメントなどを残し、そこに人々が訪れるというシステムです。ですから、ユーザーはパソコンを起動して、インターネットに接続し、それらのコンテンツにアクセスすることで初めて誰かの書き込みを読んだり、メッセージを受け取ったり、あるいは自分から発信することが出来ます。
ところがWiiはそうでは無いんです。電源を切ってもWiiは勝手にスリープモードになりながらインターネットに接続し続けてくれます。そして、新しいアイテムや、誰かのメッセージが勝手に届き、次に起動した時には、どこかにアクセスする必要も無くそれらの情報がWiiの中に入っているわけです。ユーザーは自ら情報を得たり発信する為にどこかにアクセスする必要が無くなりますし、また、サービスを提供する任天堂もインターネット上にユーザーの為のスペースを確保する必要がなくなります。これは極端な言い方をすれば、Wiiのユーザー全員に擬似サーバーのようなものを配る、そんなイメージのことが行われるわけです。
さあ次はいよいよ具体的なコネクト24が持つ可能性について考えてみたいと思います。