先月の記事「薄型テレビは音が悪いって本当?」には反響が多く、やはり実感として薄型テレビのスピーカーに不満を持っている人は多いのだなぁと感じた。

■関連ガイド記事:薄型テレビは音が悪いって本当?

「テレビのスピーカーは不満だけど、本格的なホームシアターには手が出ない」というユーザーも多いだろう。
今回はその一つの解決法として、YAMAHAから手軽なバーチャルサラウンドシステム『YHT-S350』をお借りすることができたのでご紹介したい。

テレビのスピーカーじゃもったいない

コンパクトでも実力は充分、『YHT-S350』。
筆者の主張は「テレビのスピーカーでBlu-rayDisc(BD)やPS3のゲームを楽しむのは少々もったいない」ということである。

その解決法の一つとして提示してきたのがエントリークラスのAVアンプ。AVアンプとスピーカーを導入することによって、視聴環境は見違えるほどグレードアップする。

最初から5.1ch、7.1chを構築するのは少々ハードルが高いかもしれないが、少ないスピーカーからグレードを上げていけば無理なくサラウンド環境を手に入れられるだろう。

それ以外にもう一つ、AVアンプメーカーの提示するソリューションがある。
それが今回紹介する「バーチャルサラウンド」だ。

筆者はバーチャルサラウンドを体験したことがない。
住宅事情もあり、なかなか視聴位置の後ろにスピーカーを設置することができないというユーザーは多い。そういったユーザーに、フロントのスピーカーだけで疑似的にサラウンドを実現するのがバーチャルサラウンドだ。

技術自体は古くからあるが、昔とは違い高音質なロスレス音声が聞ける現在。しかも本製品は5.1chのソースも7.1chでの疑似サラウンド再生に対応するという。
バーチャルサラウンドはどこまで「使える」のだろうか。
さっそくセッティングしてみよう。