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これでゲームが生まれ変わる魔法のアンプ!(4ページ目)

薄型テレビのスピーカーに不満のある方、必見です。コンパクトなシステムで、視聴環境が劇的に向上!

山道 健介

執筆者:山道 健介

プレイステーションガイド

こんなユーザーにお勧め

アンプにウーファーが付属しているので、AVラックが開閉式のシステムだと苦労するかもしれない…。
このシステムの良さは、まずリアスピーカーを必要としないコンパクトなシステムで、サラウンドに対応するという点。
実はこの製品、ドルビーTrueHDなどの最新の音声コーデックには対応しないのだが、PS3はそれらをリニアPCMに変換して出力する機能がある。なので、BDの音声を「マルチPCMに変換」してやれば問題なく本製品で再生される。

肝心のサラウンドに関しては、リアルな5.1ch・7.1chのサラウンド環境と比べてはいけないものの、後ろにスピーカーがあるような空気感は体感できる。

フロントサラウンドシステムにもいくつか種類があり、音が壁で反射するのを利用したシステムなどが有名だ。YAMAHAでもYSPというシリーズで展開している。だがこちらは価格がネックになり、ちょっと敷居が高い。

本製品は反射音を利用しないもので、実際サラウンドが体感しにくいポイントと言うのは特になかったが、視聴ポイントとしてはスピーカーとユーザーが正三角形になる形が望ましいそうだ。

残念な点は、後にスペックアップしたいと思っても、リアスピーカーを追加することはできないという点。フロントスピーカーは追加可能だが、リアの追加は対応しない。

本製品はリアに対してバッサリと割り切ったモデルであり、後ろのスピーカーに未練はない、もしくは設置環境の制限で置けないというユーザーにお勧めしたい。

将来のステップアップが念頭にある、もしくはこだわりのある人は環境が許すなら5.1ch以上に対応したAVアンプで2スピーカーから始めるのがいいだろう。丁度前回紹介したV465などはコストメリットも非常に大きい。

フロントだけで構成したい、せっかくだからバーチャルサラウンド対応がよい、というユーザーに安価で手軽なサラウンド環境を提供するには、本製品は良い選択肢となるのではないだろうか。

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