PS2の買い替えはPS2を
今でもPS2の新作は発売され続けている。 |
手元に豊富なPS2タイトルがあれば、それを生かしたいというのは当然だ。
それだけではなく、初代PS3(20GB、60GBモデル)を発売日に購入したユーザーもこれで2年間使用したことになる。「省電力&静穏化されたPS3に買い換えたい」という需要も今後増えるだろう。
彼らにとっては互換機能は当然のもの。
しかし、現行型に互換が無いのであれば買い替えも躊躇われる(筆者がこの状態だ)。
PS2が使えなくなったらPS2を買い換えないといけないと言うのは、後継ハードである以上あまり面白いものでもない。
それだけではない。
初代PS3にはPS2タイトルのアップコンバートという素晴らしい機能があった。
素晴らしいアプコンの威力
手持ちのTVがハイビジョン、フルハイビジョンに対応していれば、PS2の映像をより精細なものにして表示してくれるこの機能。大型TVであればその恩恵は大きい。
使用してみた感覚としては、ポリゴンの解像度がそのままフルHDになるというほどではないが、一枚絵のイラストなどは驚くほど精細なものになる。
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SD解像度のゲーム機をHD画質のテレビに接続すると、独特のドット感が気になるケースが多い。次世代ゲーム機、デジタルテレビの登場と、過渡期であるからこそ、「従来のソフトが高画質に見える」というアップコンバート機能が活きると思うのだが。
だが現状、PS2本体は意外なほど売れている。