今後改善されるの?悪化するの?

互換性に関しては、今後システムウェアのバージョンアップによって随時改善されるようです。特に『ファイナルファンタジーXI』などのHDDにインストールが必要なオンラインゲームなどは早急に対応が必要だと思われます。

しかし、今回のPS3はPS2の心臓部をワンチップにまとめたもの(EE/GSチップ)を搭載しています。いわば最小構成のPS2を搭載しても互換性が守りきれなかったわけで、今後量産効果による価格の見直しがあった場合、「PS/PS2の互換性はソフトウェアエミュレーションで行い、EE/GSチップを省く」と言った選択肢を取ることも考えられるわけです。

PS2はPSと比べても構成が複雑なため、ソフトウェアエミュレーションを採用した場合さらに互換性が下がることも予想されます。

つまり、初期不良とは異なり「量産が進めば解消される」という期待が薄いともいえるのです。

もしかしたら初期ロットは貴重品?

この問題は製造工程上のものではなく、販売前に「互換性については100%ではない」としっかりアナウンスしなかったことに起因するものです。もともとゲーム機の互換性を保つのは非常に難しく、当サイトでも何度か指摘してきました。

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一部のユーザーには「旧機種との互換性が難しい」というのが常識であっても、一般的なユーザーにとってはそうではないということです。PS2互換機との認識で購入して「200本まともに動かないのがあるんだけどね」といわれたのでは納得がいかないでしょう。

しかし、PS3はハードウェアの作りこみとしては非常に評価が高いものになっています。

完成度の高いPLAYSTATION 3ハードウェア

PS3:「原価は9万5000円相当」 調査会社が推計-ゲーム:MSN毎日インタラクティブ

初期ロットだからこそ高価な部品を贅沢に使っているとも言えますね。今後量産が進んで価格が下がっていくにつれ、ワンチップ版PS2とも言えるEE/GSチップは省かれる可能性もあります。

もしかしたら今こそPS3の買い時なのかもしれませんね。



…なかなか売ってませんが。

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