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「機動戦士ガンダム 戦場の絆」開発秘話II

「機動戦士ガンダム 戦場の絆」開発秘話Iに引き続き、「機動戦士ガンダム 戦場の絆」開発者インタビューを掲載。初心者向けの攻略指南も掲載しましたので、未プレーの方は参考にしてみてはいかが?

執筆者:安達 孝之

「機動戦士ガンダム 戦場の絆」ロゴとイメージカット
(C)創通・サンライズ

「機動戦士ガンダム 戦場の絆」開発スタッフインタビュー:後編

ガンダムファンの皆様、お待たせしました。ドームスクリーン式戦術チーム対戦ゲーム「機動戦士ガンダム 戦場の絆」についての概要と開発チームへのインタビューを掲載しました前回記事、『「機動戦士ガンダム 戦場の絆」開発秘話』に引き続き、インタビューの後編と初心者向けの攻略指南をお届けします。

――それでは次に、「機動戦士ガンダム 戦場の絆」をプレーすると「酔う」という感想をゲームセンターなどで耳にしました。機動戦士ガンダム 戦場の絆・開発チームでも確認されているんでしょうか?

インタビューカット
画像右:プロデューサーの高橋雄二氏 画像左:ゲームデザイン担当の大脇崇志氏
高橋 様々な酔い対策を講じていますが、体調や慣れなどから「3D酔い」(ゲーム画面などの動きと三半規管の感覚のズレから乗り物酔いのような状態を起こすこと)などを起こす方もいるようです。他のビデオゲームなどに比べてプレー料金も高いので、がんばってプレーを続ける方もいますが、「あっ、クラッときたな!」と
思ったら迷わず休んでいただきたいです。
 開発時、機動戦士ガンダム 戦場の絆・開発チームではこの酔いを解消するため、車のダッシュボードの視界とメーターの位置関係なども研究しました。さらに試作機をプレーして改良を続けた結果、酔うことに関してもかなり改善されてきました。しかし、私どももこれで良しとしているわけではなくて、この現象に関しては今後さらなる改善が必要だと考えています。

――かなりご苦労があったようですね。個人的には、初プレーの際もあまり「酔う」という感覚はありませんでした。

高橋 現状では多くの方が問題ないレベルで楽しんで頂けるものとなったと考えています。また、慣れの問題もあるかと思いますので、視線をあまり激しく動かさず正面で固定するようにプレーできるようになれば、この酔いも解消すると思います。

――プレー時に参考にさせて頂きます。では次に、「機動戦士ガンダム 戦場の絆」を初めてプレーする人や初心者ユーザーに対して、おすすめのプレー方などがあればお聞かせください。

高橋 初めてプレーする際は、「機動戦士ガンダム 戦場の絆」をプレーしている会社の同僚などがいましたら、そういった方を誘ってプレーしてみるのもいいかもしれませんね。このゲームはチーム戦をテーマにしていますので、気心の知れた人に教えてもらいながらプレーすれば上達も早くなるでしょう。
 もちろん、今回のバージョンアップで初心者向けに対CPUトレーニングモード※を追加しましたが、こればかりではネット対戦へのきっかけがなかなか掴めないので、やはり初めはプレー仲間を集ってプレーしてみることをおすすめします。

※対CPUトレーニングモード:1人プレー専用なので、他のプレイヤーを気にすることなく遊べるモードです。操作方法の練習や、各MSの特徴をつかみたい場合にオススメです。

大脇 そうですね。付け加えて「機動戦士ガンダム 戦場の絆」ではパイロットカードに記録される階級に応じてマッチングクラスが決まるシステムを採用しています。これは腕前や習熟度が異なるプレーヤーが対戦することで一方的な戦いにならないよう配慮したものです。プレー前に同じレベルのユーザーを全国から探してマッチングしますので、あまり気構えることなく初心者でも安心して楽しんでいただけます。

――「機動戦士ガンダム 戦場の絆」について、今後の展望など御座いましたらお聞かせください。

ゲーム画面
(C)創通・サンライズ
大脇 はい。バージョンアップを重ねていくことでお客さまが絞り込まれて先鋭化していくような形を望んではいません。今後の展望として欲を言えば、まだ「機動戦士ガンダム 戦場の絆」をプレーしたことのない方にも楽しさをどんどんお伝えしていきたい、と考えています。

――そうですね。今回バージョンアップされて「やりたいと思っていたけど乗り遅れてしまったな」という方も多いかと思います。

大脇 はい。そういう方に安心して始めていただけるようにしたいです。さらに、既存のユーザーにも飽きられないようにマップを増やしたり、「このモビルスーツが加わることでこういう戦術が試せる」といったことでチーム戦略をより楽しめる仕掛けを用意していきたいですね。
 また今回新たに搭載した「ボイスシンボルチャット」といった機能も強化していきたいですね。こうしたコミニュケーション機能はこのゲームの大きな魅力となっていますから。

――それでは最後に、「機動戦士ガンダム 戦場の絆」の魅力についてアピールしたい部分など御座いましたらお聞かせください。

大脇 まずはやはり、このドームスクリーンの迫力をゲームセンターで体感してもらいたいですね。また、会社の同僚など気心の知れた人を誘ってチーム戦というものを体験してもらいたいです。
 事前に戦略などを練って戦いに望めば、勝つだけでなく、負けてもおもしろいのがこのチーム戦なので、是非一度お試しください。

――ありがとうございました。

□機動戦士ガンダム 戦場の絆 オフィシャルWEBサイト
http://gundam-kizuna.jp/

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