「機動戦士ガンダム　戦場の絆」開発秘話II(3ページ目)

初心者なら必ず抑えておきたいポイントとは？

RX-78-2 ガンダムは射撃型。支給直後からビームライフルなどが使用できるがコストが非常に高く、撃破されればその分、戦力ゲージが削られる （C）創通・サンライズ

ドームスクリーンを備える大型筐体でガンダム世界に浸るだけでも楽しいものですが、せっかく作成した自分の分身であるパイロットを活躍させないのはもったいない。ということで、ここからは初心者が活躍するために最低限覚えておきたいポイントをご紹介します。

まず、大事なのは勝利条件。戦闘は地球連邦軍とジオン公国軍に分かれてのチーム戦となり、戦闘の勝敗は画面に表示される「戦力ゲージ」で決まります。敵モビルスーツや敵拠点を撃破するごとにこの戦力ゲージが減少し、このゲージをゼロにできれば勝利となります。また自分が撃破されても、自軍の戦力ゲージが残っていれば、何度でも復活して戦線に復帰することが可能です。

上記の勝利条件を踏まえた上で、初心者に覚えておきたいポイントは下記の7つ。

1. 敵の深追いなど単独行動は厳禁
2. 体力ゲージが半分を切ったら自軍拠点で回復
3. 気持ちよくプレーするため、戦闘開始前にボイスチャットなどで挨拶する
4. 射撃はタックルより強く、タックルは格闘に強く、格闘は射撃に強い「三すくみ」の関係
5. 攻撃のタイミングはダッシュやジャンプの後に起こる硬直時間を狙え
6. ダウン時は一定時間無敵になるタイミングを利用して安全な場所へ待避する
7. 戦闘終了後もボイスチャットなどで挨拶する

1の単独行動は、敵の集中砲火を受けるなどのリスクが高く、チームプレーの和を乱す基となるので避けましょう。また、4の「三すくみ」の関係は、攻撃時、射撃と射撃の攻撃では先に仕掛けた方の攻撃が優先されますが、射撃と格闘では格闘が優先、射撃とタックルでは射撃が優先となるなどの設定があり、どの攻撃が有効なのか、この「三すくみ」の関係から導くことが重要です。

格闘攻撃時は連撃を試してみよう。1度目の攻撃が当たる直前に、タイミングよくもう一度左トリガーを押せば通常の格闘攻撃よりダメージが増える （C）創通・サンライズ

このほか、近距離戦型や狙撃型などモビルスーツの種別で変わる戦闘距離、マップ上の建物、チャットによる情報収集や援護要請などを利用すれば、さまざまなチーム戦術を立案・実行できます。原作に準じた戦術を試すのも、「自分だったらあの時こうした」というオリジナル戦術を試すのも貴方次第。そして対戦後にパイロットターミナルに表示されるリプレイ映像で反省点などを振り返ってみれば、「負けても楽しい」このゲームの魅力を再発見できるでしょう。

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