中東のドバイにセガの屋内型アミューズメント施設?
施設内観のイメージ |
その施設の名前は「SEGA REPUBLIC(セガ リパブリック)」。セガ リパブリックは、セガとアラブ首長国連邦の企業法人であるEmaarMallsGroupLLCの両社がライセンス契約に基づき2009年春頃、ショッピングモール「ドバイ・モール」内に開設を予定している施設。
すでに同施設の開発計画は、簡単な概要とともにセガから発表されていましたが、今回はその名称と具体的な施設内容まで発表されました。ドバイということで気軽にゆける場所ではありませんが、我々日本人に馴染み深いセガという名が入るこの施設、その中身が気になりませんか?
リッチなドバイならではのスケールで開業!
ドバイ・モール内の施設イメージ |
建築面積が約46,755平方メートルの東京ドームと比較すると、ざっと屋内フロアだけで約12倍。とてつもない広さですね。ドバイ・モールにはSEGA REPUBLICのほか、水族館やアイススケートリンクなども内包するということですから、単純にショッピングモールとは呼びがたいものがあります。
そして気になるSEGA REPUBLICの面積は約7,000平方メートル。2フロア構成ということで最終的にフロア面積がどれほどになるのかはわかりませんが、フロア面積が合計約9,600平方メートルの同社国内施設「東京ジョイポリス」と同等、またはそれ以上の大型施設となりそうです。
気になる施設のその中身は?
「OUT RUN2 SP」などが設置される「Speed Zone」のイメージ |
フロア下部は、Entryzoneがエントランスとなり、Speedzoneは大都会に張り巡らされたハイウェイをイメージしたゾーン。Redemptionzoneは仮想世界におけるスポーツアリーナをイメージしたゾーン。Redemptionzoneはきらびやかな電飾や巨大な景品ショーケースなどが並ぶファミリー向けリデンプションゾーンとなります。
そして上部フロアはSportszoneが仮想世界におけるスポーツアリーナをイメージしたゾーンで、Cyberpopzoneが電脳空間を表現したゾーン。WildAdventureZoneはゲームの世界ならではの秘境・遺跡をイメージしたゾーン。そしてEventareaが人々が集まってくるオアシスをイメージしたイベントエリアで、大型ステージや大型モニターなどを設置します。
世界初公開のアトラクションも稼働予定!!
「HALFPIPE CANYON」などが設置される「Sportszone」のイメージ |
そのほか、オープン時にはアミューズメント機器が約250台も設置される予定。これまで海外の日系アミューズメント施設といえば、中国の上海市で2005年12月に開設した「普愛楽園(PLAYER'S ARENA)」、香港の銅鑼灣で2008年4月に開設した「ワンダーパークプラス」などがありますが、中東ではSEGA REPUBLICが初の日系アミューズメント施設。
文化や慣習の異なる中東で、SEGA REPUBLICとアトラクション、アミューズメント機器がどのような評価を受けるのか、そういった意味でも非常に興味深い施設となりそうです。
スケールの大きさならこんなテーマパークも……
ドバイ・ランドの公式パンフレットに描かれるジェットコースター |
□「SEGA REPUBLIC」施設概要
名称:SEGA REPUBLIC(セガリリパブリック)
住所:DownTownBurjDubai地区内「TheDubaiMall」
アクセス:Dubai国際空港より車で20分
オープン日:2009年春予定
面積:7,000平方m(約2,100坪)
設置台数:
アトラクション/9機種
アミューズメント機器等/約250台(オープン時)
<関連サイト>
ガイドおすすめ記事「ドバイ魅惑のショッピングモール」
ガイドおすすめ記事「5分でわかる!ドバイ旅行の基礎知識」