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オトナもハマってしまう大型カードゲーム機

大人がウン十万円もつぎ込んで熱中してしまう大型カードゲームとは? その概要と魅力をチェック。じっくり遊べるこんなゲームで、秋の夜長を楽しむ過ごしてみる、なんていうのはいかがですか?

執筆者:安達 孝之

ウン十万円も注ぎ込んでしまう大型カードゲームとは

「三国志大戦2」武将カード
「三国志大戦2」武将カードより。これらカードをコマとして使用する
(C)SEGA,2006
人によっては、1ヶ月でウン十万もつぎ込んでしまうという大型カードゲームをプレーしたことはあるだろうか。こう書くと馴染みのない人は抵抗あるだろうが、これはあくまでも極端な話で、それほど奥深い魅力を持つ証拠。未体験な方は、じっくり楽しめるこの大型カードゲームで、秋の夜長を楽しんでみてはいかが?

という訳で、初めてという人の為に、大型カードゲームの概要とその魅力について簡単に説明しておこう。この大型カードゲームとは、ゲーム本体のモニター前などに設けられた盤面(カードリーダー、デッキなどとも呼ばれる)に、カードを配置することでこれをコマとし、戦闘や試合を行うゲーム。

カードにはさまざまな種類があり、戦闘力などのパラメーターが設定されている。初めてのプレーでは、プレーするのに必要な最低限のカードを揃えたスターターパックなどをゲーム本体近くに設置される販売機などで購入する必要があるが、プレー後には新たなカードが払い出される。

そしてこれらカードの配置は、サッカーゲームではフォーメーション、戦闘ゲームでは布陣などとなり、各カードのパラメーターとともにゲームに反映されていく。どのカードが手にはいるかは運次第。最近ではカードのイラストに著名な漫画家やイラストレーターを起用したものもあり、収集するトレーディングカードとしての魅力も備えている。


三国志の世界に浸れる大型カードゲームはいかが?

三国志大戦筐体
現在、最新版は「三国志大戦2」となる
(C)SEGA,2006
そんな大型カードゲームの中で、一押しの機種は「三国志大戦」。このゲームは三国志の世界を舞台にした戦闘シミュレーション。プレーヤーはこれら武将カードや計略などを用いて、中国州の城を攻略し、大陸全土の制圧を目指す。

コンピューターと対戦する「群雄伝」モードでは、「桃園の誓い」など史実に沿ったイベントが展開するなど、三国志ファンにはたまらない要素を詰め込んでいる。また、武将カードのイラストには著名な漫画家やイラストレーターが描いたものが多数用意され、コレクター心をくすぐり、三国志に馴染みのない人でも、カードに描かれた各キャラクターのイラストが思い入れを深める。

全国のプレーヤーとネットを介して戦う全国対戦モードでは、プレーヤーのレベルに見合ったプレーヤーとの対戦となり、初心者でも安心してプレーを楽しめるので、これから大型カードゲームを始めようと考えている人にも最適だ。


初心者必見! 大型カードゲームはこう遊ぶ!

プレー図
画面奥がモニターで、手前の盤面に配置したカードがゲームに反映される
ゲームセンターでは、このカードを配置する盤面とモニターを備えたゲーム機を数台連ねて設置。ゲームはコンピューターとの対戦のほか、店内のゲーム機同士で対戦するモードと、全国に設置されたゲーム同士で対戦するネットワーク対戦モードなどを備えている。初めは各ゲームの基本的なルールを把握できるまで、コンピューターなどと対戦した方がいいだろう。

また、ゲームによってカードの種類が異なるので注意が必要。主にプレーデータを記録するICチップなどを内蔵した硬質のカードに、各々意匠を凝らしたバラエティ豊かなキャラクターカードを用意している。どちらもプレーするのに大切なものだが、ICチップなどを内蔵した硬質のカードを無くしては、また買い直してゼロからのスタートとなるので気を付けよう。

バラエティ豊かな選手や武将などのキャラクターカードは、一目でそのレア度がわかるようデザインされている。カードの周囲を金や銀で彩るカードはレア度が高いカード。引き当てた際はカードのデザインにも注目しておこう。


カードの購入は計画的に……

ここまでざっと大型カードゲームの概要を紹介してきたが、どこにウン十万を費やすのか、おわかりだろう。レアカードを求めたり、カードのコンプリートで大枚を注ぎ込む人が多いのだ。もちろん、これはその人の楽しみ方次第。ふつうのカードでも、戦略を駆使して勝利する楽しみ方だってある。

とはいえ、中途半端に集まったカードなら全部揃えたいし、レアもののカードでプレーもしたくなるというもの。また、プレー料金も施設によって異なるが、1プレー200円~300前後と他のゲーム機に比べて高く、初めに必要なスターターパックも1000円前後と高め。
そこでお勧めするのが「おサイフケータイ」などでもお馴染みのEdy決済。ご存じの方も多いかと思いますが、Edyカードはプリペイド型の電子マネー。自分でチャージ(入金)した金額分だけ使えるので、煩わしいコインの連続投入や両替などから解放されてゲームに集中でき、設定金額分だけチャージすれば使いすぎることもない。


ついに大型カードゲームの専門店が渋谷にオープン

「G-link 渋谷道玄坂店」カウンター
「G-link 渋谷道玄坂店」のカウンター。年中無休で6機種のゲームを取り揃える
そしてついにと言うべきか、大型カードゲーム・ネットワーク系ゲーム専門店、「G-link 渋谷道玄坂店」が10月27日にオープンする。この専門店はEdy決済に対応して、設置する大型カードゲーム各機種歴代カードを展示するコーナーなどを設け、ゲーム大会などのイベントも開催する。

スタッフはゲームに登場するキャラクターのコスプレなどでゲームの世界観を演出する独自の運営スタイルで、ファン同士のコミュニテイとして機能することを目指している。今後はこのような専門店を全国の大都市圏を中心に出店していくという。

さて、そんな専門店にも設置される大型カードゲーム機のなかから、先に紹介した「三国志大戦」以外にも、お勧めする代表的なものを紹介しておこう。

ガイドがおすすめするそのほかの大型カードゲーム機はこちらをチェック!
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