以上、ゲームもとりまぜての体力テスト、結果はご覧の通り。柔軟性や瞬発力で差を付けられましたが、握力、投力でなんとか挽回したかな? というカンジ。でも、今の若い人って、走力とか柔軟性とか筋力って、体力テストの平均でもかなり落ちてるのね。ちょっと以外でした。
お! そうそう、今回実施した体力測定項目に、平成11年度以前、高校を卒業した人で「?」と思う人もいたのでは? そう、実は平成11年度4月から体力テストは当時の文部省の通達で、「新体力テスト」なんてものに変わったんですよ。
この変更で、立位体前屈などは足が長くなりつつある日本人の体型や、測定時の安全などを考慮して、座った姿勢で計測する長座体前屈に変更。その他、踏み台昇降運動など運動を削除し、新たに上体おこし、立ち幅とびなどを追加してます。
今までの体力テストは学校でのみ子供を対象としたものだったんですが、今回の新体力テストは対象年齢を79歳まで拡大してます。つまり、子供から高齢者の方まで、年代ごとに自分の体力レベルを知る機会が増えたってワケですね。
ワタシなんて、ものぐさな方なんで、ハードワークによるケガなどの心配はいらないんですが、運動メインのダイエットをしている人の中には、体にダメージを与えていることに気づかず、熱心にダイエットを続けている人もいるのでは?
そこで、ここでひとつ提案。まずは、新体力テストで自分の運動能力と同年代の平均的な運動能力を知り、その上で運動計画を立ててみるのはいかがだろうか? そうすれば、無理な運動による肉体的・精神的リタイアも避けられるだろうし。
例え痩せられても、その後、体にトラブルを抱えては痩せた楽しみも半減というモノ。ぜひ皆さんも、運動によるダイエットを始める際に、自分の体力の限界を知って、段階を踏んだステップアップを行ってはいかが?
■関連サイト
文部科学省ホームページ-各種統計情報
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