ダイエット開始から、当初設定した期間、2ヶ月の62日目が迫った頃、ラストスパートとして、追加運動プランを打ち出したことも。このプランも、停滞気味だった体重・体脂肪の減りに大きく貢献したようだ。しかし、このプランにはその他にも目的があった!
その目的とは基礎代謝量アップ! 一応、ここで基礎代謝量についておさらい。これは人間が一日に呼吸や心拍などで必要とするエネルギーの量である。この数値が高ければ高いほど、体内脂肪は燃えやすいとされ、太りにくいという。
「なぬ? 脂肪が燃えやすい体! それは魅力的だワイ!!」てなことで、体重・体脂肪だけでなく、基礎代謝量まで測定できる計測器を購入。基礎代謝量アップに欠かせない追加運動メニューに取り組んだ、というのがこれまでの流れ。
これは当初の予定になく、ダイエット生活52日目から投入したので、まだまだ検証すべき点は多い。が、とりあえず、現在までの数値の変化を見ていただこう。
測定開始から数値は山あり谷ありの大変化を繰り返しているのがよくわかる。この大変動後、2600手前あたりの数値でウロウロ細かな変動を続け、現在ではちょっと落ち込み、2500の手前をウロチョロしている。
2600辺りをウロウロしていた時期は、2ヶ月の追い込みをかけていた時期で、運動はかなりハード。でも、それ以後、正直言って、運動は気を抜いてました。その気の抜けた運動は、如実にデータに出てしまったというワケです。いやぁ、面目ない。
今回のダイエットでは試していないが、消費カロリーを計算して、ダイエットを行う方法でも、この基礎代謝量は重宝する。測定した1日の基礎代謝量に、生活の運動強度に合わせた指数をかけると、1日の総消費エネルギー量を算出することもできる。
生活の運動強度に合わせた指数とは、一日に行った運動を、その強度レベルとして数値化したもの。例えば、「ゆっくり歩いた」でも、1時間なら1.3の指数で「低い」という具合(詳しくは下記の表を参照して下さい)。
レベル | 低い | やや低い | 適度 | 高い |
一日の生活での運動内容 | 1時間程度のゆっくりした散歩など | 2時間程度の歩行など | やや低いの運動に加え、サイクリングや1時間程度の速歩 | 1時間目安の激しいトレーニングなど |
一日の仕事での運動内容 | 一般事務など | サービス業、幼児のいる家事労働など | 農作業、建築作業など | 収穫時の農作業、プロスポーツなど |
指数値 | 1.3 | 1.5 | 1.7 | 1.9 |
ボクの場合、基礎代謝量が2600として、運動レベルの指数が1.7とすると、かけて4420。この4420kcalが一日の総消費エネルギーとなるワケ。当然、基礎代謝量が上がれば、この総消費エネルギーも上がって、太りにくい体を作る要因のひとつとなるのだ。
体重・体脂肪データで、何度か停滞期を迎えているが、人によってはこの停滞期にリバウンドを起こす人が多いみたい。あいにく、ワタシの場合は大きなリバウンドはなかったが、これからも無いとは言い難い。でも、基礎代謝量も上げるダイエットはその心配はない。
基礎代謝量のアップでは、適度な運動で筋肉量を増やし、食事にも無理な制限を強いない。だから、リバウンドの心配もないということ。これで、今後のダイエットも基礎代謝量のチェックは欠かせないですねぇ~。