サーフィンの波の種類
サーフィンの波の種類・波の特徴を解説!
いわずもがなサーフィンに必要な波。波といってもさまざまな状態があります。例えば、「朝イチはキレてる波がたくさん来てたけど、今はダンパーになってきたよ」と言った会話が交わされたとき、理解できますか?今回は、サーファーの会話や波情報などでよく出て来る波の種類や状態などを解説していきますよ!
サーフィンの波の種類1:トロい波
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タラタラとしたイメージのトロい波 |
一度は波がブレイクするが、その後がダラダラと滑る箇所に力がなさそうな波。波に乗ることができるが、走るサーフィンというよりも、ゆっくりのんびり波に乗るというイメージ。ショートボードよりロングボード向きの波です。トロい波は比較的パワーも少ないので、初心者の練習にはもってこいです。ただし、波のサイズにより危険な波もあるので、注意しましょう!
サーフィンの波の種類2:速い波
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初心者にはちょっと厳しい速い波 |
波の
ピークから
ショルダーにかけてキレイにブレイクするが、波がワイド(一気に崩れそうな波)でブレイクが速い。初級~中級者がその波のブレイクについていくことは難しい。上級者は、速い波でもブレイクに合わせてスピードを出すことができるので、楽しくサーフィンが可能。波のサイズなどによってはパワーが異なるが、初心者はテイクオフのみのサーフィンになってしまいそう。
サーフィンの波の種類3:ダンパー
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ブレイクがほぼ同時に一気に崩れてしまうダンパー |
一気に全部ブレイクしてしまう波のこと。初級~中級者はもちろん、上級者でも一度ターンが出来ればいいくらい。テイクオフの練習は出来るが、横に行く練習をしたいのならこの波はNO GOOD。ダンパーは浅瀬で一気にブレイクすることも多いので、サイズがあるときは注意しましょう!
サーフィンの波の種類4:キレた波
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キレてる波には誰もが乗りたい! |
波のピークからショルダーにかけて、キレイにブレイクする波のこと。基本的にはキレた波は良い波です。サーフィンに適していて、横に滑っていく練習にももってこいです!
サーフィンの波の種類5:ホレた波
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ホレた波には、力はありスピードも出しやすい。上級者向き |
波の滑る部分が
カールして波が切り立ち、テイクオフするときに、滑るというよりも落ちていくような波のこと。ホレた波は基本的には初心者には厳しいでしょう。上級者にとっては、波に力もありスピードも出しやすいので、楽しくサーフィンすることが可能。サイズがあるときは、難易度が上がるので要注意!
サーフィンの波の種類6:厚い波
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なかなかブレイクしてくれない、ロングボードなら乗って行けるような波 |
ホレた波の反対で、波の切り立ち方が弱く、力のない波のこと。滑る部分もなだらかで、スピードも出しにくい。なかなかブレイクしないので、波に乗るのが難しい。トロい波に近い波です。
サーフィンの波の種類7:チューブ
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チューブの中に入ったらもう間違いなく病みつきに! |
サーフィンをやっていたら、誰もが憧れるチューブの波。この波は、波が切り立ちブレイクする時に
リップが岸に向かって飛ぶように崩れる波のこと。そのときにできる筒状の波の中を滑るのが、チューブライディングです。チューブの波はパワーがあり、サイズが上がれば、ボードを折ってしまうほどのパワーを持つことも。初心者は入らない方が無難。
サーフィンの波の種類8:風波
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見た目はグチャグチャの波で、いろんな場所でブレイクする風波 |
オンショア(海から吹いて来る風)で、サイズが上がって来る波のこと。見た目はグチャグチャの波で、いろんな場所でブレイクし、まとまりのない波です。朝は波がなかったのに、午後にはこのオンショアの影響で波のサイズが上がるなんてことがあったりします。
サーフィンの波の種類9:ポイントブレイク
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周りの空気やリズムをよく見て入るように。混んでる場合は他のポイントへ |
決まった場所に波のピークが来てブレイクする波のこと。ポイントブレイクでは人がそこに集中するので、波のいい日には混雑します。初心者のサーファーは避けた方がベター。リーフブレイクによく見られる波だが、ビーチブレイクでも地形が決まった場所に表れたりもする。中、上級者には良い練習に!
波の種類もたくさんあるもんです!関東では、「トロい波」と言いますが、関西では「タルい波」と言ったりしますし。その地域によっても言い方が色々あったりもします。まだまだたくさんある、サーフィン用語。まあサーフィンと一緒に、ゆっくり焦らず学んで行きましょう。
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