2006注目ラケット特集～ヨネックス編～(2ページ目)

秀逸なキャッチコピーが光るRDS

RDS001 MID PLUS フェイス／98インチ 素材／高弾性カーボン＋ゴムメタル サイズ／G2、3、（平均315g） 推奨テンション／45～60ポンド 使用選手／D・ナルバンディアン、E・ディメンティエワ

RDSシリーズで気に入ったのは実はキャッチコピー。

センターコートに立つ時の、あの緊張感が好きだ。
無心になって打ち合うときの、リズミカルな音が好きだ。
サービスの度に見上げる青い空が好きだ。
コートが静寂に包まれる、あの一瞬が好きだ。
ラケットを振る度に強くなっていくテニスへの想いがある。
「テニスが好きだ」

ヨネックスのこのラケットに対する自信とテニスプレイヤーの心をくすぐる想いがこのコピーに表れているそんな印象を受けた。実際に試打してみると謳い文句どおり高反発で、ボールがラケットから飛び出るようなそんな感覚にとらわれ、さらにしなりがあるせいか、比較的硬いラケットであるが、それをあまり感じさせない。競技志向の強いラケットなので、導入者向けラケットとは違いスウィートスポットを外してもボールが飛んでゆくという訳ではない。

RDS003 MID PLUS フェイス／100インチ 素材／高弾性カーボン＋ゴムメタル サイズ／G1、2、3、（平均295g） 推奨テンション／40～55ポンド 使用選手／N・バイディソワ、M・キリレンコ、森上亜希子

しかし、決して初心者、中級者不向きというわけではない。テニスが上手くなりたい、上達したいという意思のある人には逆にとても勉強になるラケットでもある。ちゃんと、スウィートスポットで捕らえなければボールの飛びが悪い分、正しい面づくりとラケットワークが習得できるので、実は上達へのショートカットになるかもしれない。そう思えたラケットである。

それに、なんといっても、このカラーリングがとってもインパクトがあり、今までにないタイプのデザインなのでコートで目立つことは間違いない。

ちなみに、RDSシリーズには001と003の2種類があり、「001」どちらかといえばパワーがある方にオススメで、「003」は非力な方に（特に女性）オススメです。

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