張り上りのストリングは、ここをチェック!
テニスショップで張替えたラケットを受け取るときに「張り上がりの確認をお願いします!」と、笑顔で店員さんに言われるものの・・・一体どこを確認すればいいの?と思う人は少なくないはずです。店頭でじっくりと確認するわけにもいかないので、基本となる3つのポイントを挙げてみます。テニス専門店やテニススクール、クラブに張替えを依頼していれば問題ないとは思いますが、以下の3ポイントをチェックすることで、一目置かれるかもしれません。
画像のようにきっちりとした堅い結び目になっているかを確認。 |
(1)結び目に緩みはないか
張り終えてストリングを止める時に作る結びがきつく締められていないとガットが緩んでしまいます。きちんと結び目ができているか否かの確認。
切り残したストリングがフレームより長くないか確認。 |
(2)結び目で切り残したストリングは長すぎないか
「(1)」の工程を終え、残ったストリングを結び目近くで余裕なく切ってしまうと結び目が解けてしまう恐れがあるので、通常ある程度余裕を持つのですが、時に余裕がありすぎることがあります。フレームから切り残したストリングが出ているのであればそれは長すぎです。手や衣類に引っかかってしまいます。
ストリングが画像のようにクロスしていないか確認。 |
(3)ストリングがクロスしていないか
画像のようにストリングがクロスせずに二本平行に張ってあるかを確認します。ストリングがクロスしてしまうとクロス部分が摩擦してしまい切れやすくなります。