テニス/テニス関連情報

大会概要、出場選手、テレビ放映、大会の歴史 東レPPOってどんな大会?

20年という歴史のある東レPPO。この大会をより楽しめるよう、大会概要や歴史をクローズアップしてみました。今年出場する選手も紹介しています。

執筆者:伊藤 一幸

ツアーグレード
tennis365.netより転用

東レPPOの賞金総額はなんと1億5千万円!

東レパンパシフィックオープンテニス(東レPPO)はアジアで開催される女子の大会で一番グレードの高い国際大会です。世界ランキングの対象となるツアーは賞金総額により、8段階のグレードに分けられています。その頂点に立つのはグランドスラムの4大会で、その下に東レPPOが該当するティア1大会があります。ティア大会はティア1からティア5までに分けられております。

ティア1大会は全世界で僅か9大会しかなくそのうちの1つが、この「東レPPO」です。日本だけでなく世界が注目する大会といっても過言ではありません。

大会出場選手も、まさに旬となる選手が集まります。今や、あらゆる大会で引っ張りだこの「マリア・シャラポワ」選手がエントリーをしているということが、東レPPOの質の高さの証になるのではないでしょうか。また、世界を目指す国内の選手に対しても出場枠があり、自分の力で世界の扉を開ける、そんなチャンスを与えれいることでも注目を浴びています。

また、会場となる東京体育館は東京のど真ん中という好立地で、会場に足を運ぶ人にとっても実に利便性のいい場所で開催するというのも人気の1つであるといえましょう。

今年で21回目を数え、賞金総額は、なんと日本円で1億5千万円です!

ワイルドカードが国内選手育成に大きく貢献!


そして、ワイルドカードも選手にとって魅力です。 ワイルドカードとは、大会主催者が持っている試合出場枠のことを指し、本戦に出場できるランキングに達していない選手でも、日本テニス協会が公認する3大会(全日本選手権、全日本室内選手権、須玉国際女子オープン)の優勝者が、ワイルドカード対象選手として試合に出場することができるのです。

このような仕組みになっている東レPPOは、世界を目指す選手に実に公平な立場で大きなチャンスを与えています。しかも、ランキングに関係なく勝利を掴むことで、大きな舞台に立つことができるため、選手を気持ちを鼓舞し、やる気にさせる大会でもあるのです!

世界を目指す選手にしてみれば、国内にいながら世界TOP選手と対戦できる大きなチャンスになることは間違いなく、選手育成という面でも大きな貢献している大会といえます。
本戦ワイルドカード
全日本テニス選手権大会優勝者2005年取得者 佐伯美穂 選手

予選ワイルドカード


この次のページでは、続いて、大会概要ならびに出場選手の紹介を行い、大会の歴史にも触れてみます。
全日本室内テニス選手権大会優勝者2005年取得者 久松志保 選手
須玉国際女子オープン2005年取得者 濱村夏美 選手
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