■オリンピック復帰後のテニス |
1988年オリンピックに復帰を果たしたテニスだが、復帰後16年経ったが、4大大会を頂点とし、オリンピックを5番目の大会と考える選手の考えはそう簡単には変わっていない。 また、オリンピックの開催期間が4大大会で最も賞金の高いUSオープンの直前であることも選手のオリンピック離れに繋がっている。 □4大大会スケジュール(2004年)
4大大会男子シングルスで、史上最多の通算14勝を上げたサンプラス、その他にもヒンギス、ヒューイット、クライシュテルスなどもオリンピックを欠場している。 (下記のメダリストをみても4大大会では必ず名前が出る選手がほとんど入っていない) □テニス復帰(1988年)後のメダリスト(男子)
□テニス復帰(1988年)後のメダリスト(女子)
オリンピック欠場が相次ぐ一方で、既にに4大大会を制しているセレーナ・ウイリアムズやナブラチロワなどはオリンピック優勝に意欲的である。 4大大会制覇のグランドスラムにさらに、オリンピック制覇も加え、5冠制覇を『ゴールデンスラム』と言うが、セレーナ・ウイリアムズはゴールデンスラムを狙っている。 現在、ゴールデンスラムを達成しているのはアガシとグラフのみ。(夫婦で凄い!) |