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スマッシュドリル 基本編

こちらの攻撃に相手が堪らず上げたロブを豪快に決める。初心・初級の方には憧れのショット、それがスマシュです。今回は初心~初級のスマッシュの基本練習をご紹介いたします。

執筆者:吉原 浩通

文章 : 吉原浩通(All About「テニス」旧ガイド)

こちらの攻撃に相手が堪らず上げたロブを豪快に決める。
初心・初級の方には憧れのショット、それがスマシュです。
スマッシュは一見すると、ふんわりと上がっているボールを打ち込むだけの簡単なショットと思われがちですが、向かってくるボールを返すストロークやボレーとは違って真上から落ちてくるボールを力強く前に打つことが必要なスマッシュは落下点に素早く入るフットワークと正確なタイミングを必要としています。

そこで、今回は初心者~初級を対象としたスマッシュの基本練習をご紹介いたします。

 


スマッシュは予想以上に肩、腕、腹筋・背筋に負担がかかるショットです。
しかも、『決めてやろう!』という気持ちから、思わず強く振り回してしまいがちなショットです。
そのため、ケガや筋肉を傷め易いので、スマッシュ練習の前に必ず、素振りを行って下さい。

 
ドリル1:素振り
 
 
面数:
1面  
 
レベル:
初心~初級  
 
時間:
5分  
 
人数:
6~8名  
 
目的:
ケガ防止、フォームの確認  
   
 
  1. まずは、ラケットを持たずに肩を10回程度回す。続いて、逆に回す。
  2. ラケットを持ち、上記と同様に肩を10回程度回す。
  3. サイドステップで前へ2~3歩、出てからスマッシュの素振りを行う。
  4. サイドステップで後ろへ2~3歩、後ろへ下がってからスマッシュの素振りを行う。
 


ドリル2
:ボールキャッチ

 
 
面数:
1面  
 
レベル:
初心~初級  
 
時間:
10分  
 
人数:
6~8名  
 
目的:
落下点へ素早く入る  
   

次は落下点に素早く入る練習です。

  1. ネット際からパートナーに手投げでボール出しをしてもらい、練習者はそれを左手でキャッチする。
    ※ラケットは使わず、左腕を上に上げ、肘を伸ばした状態でボールをキャッチする。   
  2. 次にパートナーはサービスライン辺りまで下がり、ボールを手出しする。
  3. 最後にパートナーはベースライン辺りまで下がり、ラケットでボールを出す。
    ★ポイント
    1~3ともに腕を動かさず、フットワーク(サイドステップ)でボールをキャッチする。
   

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