3、ボールのメンテナンス |
テニスボールは、空洞のゴム製のボールに、2枚のフエルトが糊付けされたものの空洞部に薬品を入れ、ガスを発生させ、圧力を高め、反発力を出すという仕組みで飛びます。 また、ノンプレッシャーボールは、ゴムの厚さを少し厚くし、反発力を出すという仕組みになっています。 テニスボールは消耗品です、開封後から反発力は落ちていってしまいます。 早めに使いたいものですが、そんな贅沢ばかり言ってられません。 |
■一般的寿命 |
目安とするとプレッシャーボールで2週間~1ヵ月ぐらい。 ノンプレッシャーでも2ケ月~3ケ月です。(使用頻度やスピンの掛け方や強打の仕方によってだいぶ違いますが・・・) |
■メンテナンス |
ボールを球出し用にたくさん所有している方はまず、良いボールと傷んだボールを仕分けします。 仕分けのポイントはボールの弾みとフェルトの状態です。 弾みの正式な基準は高さ254cmの高さから落下させた時に134.62~147.32cmの高さです。 |
■保管 |
ボールの保管についてですが、よく車のトランクに入れっぱなしの方がいますが、トランクの中は夏高温になり、冬は0℃前後になることもある最悪の条件の場所です。 ボールテストによると20℃で145cm弾んだものが、気温0℃の場合は105cmとなり、40cmもの差が生じます。 これくらい温度差によるボールへの影響は大きいのです。 多少、手間ですが、プレイ後は10~30℃になる室内で保管するようにしましょう。 |
以上でテニスグッズのお手入れはばっちり!気分一新して初打ちテニスを楽しみましょう。 |