テニス/テニス関連情報

テニスグッズのメンテナンス(2ページ目)

家や職場で大掃除をして新たな気分で新年を迎えるようにラケットなどのテニスグッズもメンテナンスをし、気分一新、初打ちテニスを楽しみましょう。トランクに入れっ放しはダメですよ!

執筆者:吉原 浩通

  ■グロメットのメンテナンス

 

グロメットは、ストリングスがフレームの角で切れないように保護するとともに、フレームに食い込む事を防止するためのものですので、傷んでくるとストリングスが切れやすくなるばかりか、最悪、ラケットが使い物にならなくなる場合があります。

 
グロメットのチェック項目
     
 
  • 欠けたり割れたり広がったりしていないか
  • ストリングスが食い込んできていないか

などです。

グロメットは傷み具合が判り辛いので注意深く見て下さい。

ストリングスが張ってある状態では完全に把握できませんので、 ストリングスを張り替える際、ショップの人に「グロメットが傷んでいるようでしたら交換を」と頼んでおけば安心です。

  ■グリップ

  最近ではグリップテープをする人が多く、グリップ自体が傷むケースは少ないのですが次の症状がでていたら交換をしましょう。

 
グリップ交換の目安
   
 

・グリップの巻きがズレていたり、浮いている
・汗で変色している

などです。

購入の際はグリップ(レザー等)の上に巻く、グリップテープ(オーバーグリップと言う)と間違えないように注意しましょう。(グリップは1本1000円以上します、グリップテープは1本200円程度)


グリップテープを愛用している人は汚れてきたらすぐに交換をしましょう。
最新のテニスウェアを身にまとっていても、汚れたグリップテープでは折角のおしゃれも台無しになってしまいます。
また、カラフルなグリップテープも増えていますので、ウェアとカラーコーディネイトしてもいいですね。


  ■フレーム


  フレームは変形していないかを見ます。

 
変形していないかの確認方法
   
  1.平らな場所(机など)にラケットを伏せて置く
2.フレームの左右上下をそれぞれ押してみる。
3.フレームと机との間の隙間を確認する。
4.伏せた面を裏返し、同様に確認をする。

変形している場合は置いた場所とフレームとの間に大きな隙間ができます。
ストリングスの張り方の不均衡が変形原因である場合が多いので、すぐに張り替えをすることをお勧めします。
(グリップの巻き方によって面の表裏での隙間の大きさは多少かわりますのでご注意下さい。)

  ■バットキャップ

バットキャップはあまり傷みませんが次の点を確認しましょう。

 
バットキャップのチェックポイント
     
  ・ぐらぐらしていないか
 
 
ぐらぐらしていたらグリップを外し、バットキャップを5ミリぐらいの釘で留め直しします。
釘を打つ場所は元々あった釘の場所を避けて打つようにしましょう。

 
グリップを外した状態
前の釘をさけて打つ
 
ストリングスの張り替え、グロメットの交換、グリップの巻き直しをすべて行っても5000円前後ですみますので、愛用のラケットのメンテナンスをしっかり行いましょう。
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