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並行陣で攻める、守るドリル

ダブルスでネットに詰められると何をして良いか判らなくなってしまったり、ネットに出てボレーが決まらず、悔しい思いをしたことがある方のために今回は『並行陣で攻める、守る』ドリルを紹介します。

執筆者:吉原 浩通

文章 : 吉原浩通(All About「テニス」旧ガイド)


並行陣で前に詰められた時、無理に攻めて自滅したことや闇雲にロブを上げて、スマッシュをビシバシと決められた経験はありませんか?
前に詰められると威圧されて何をして良いか判らなくなってしまうことが多々あります。

ボールを沈めることでボレーからの攻撃を阻止し、苦しい時にロブを上げることで相手の陣形を崩しさらには自分達の陣形を立て直すことも出来ます。
又、粘りのストロークがチャンスボールを作り上げ、ボレー戦へと場面を変えることも可能となります。
今回は上級者の為の『並行陣で攻める、守る』ドリルを紹介します。
 
   
 
  ドリル1:並行陣での防御練習  
 
   
 
面数:
1面    
 
レベル:
上級者    
 
時間:
15分    
 
人数:
8名    
 
目的:
並行陣に対しての防御    
     
 
並行陣でネットへ詰められた場合の防御練習。(2人後ろ)
・・・相手ペア・・・ ターゲットエリア
1フォアで相手の足元へ、
2バックハンドで足元へ、
3でダウン・ザ・ラインへパス
4でセンターへ中ロブで陣形崩し
5でアングルショットと連続してのヒッティングとなります。

送球者は3では若干高めのバウンドで、
4では深めのボールを出して下さい。
   
 
  ドリル2:並行陣での攻撃練習  
 
 
 
 
面数:
1面  
 
レベル:
上級者  
 
時間:
15分  
 
人数:
8名  
 
目的:
前へ詰めた場合のボレーのコントロール  
   
 
ネットを取り返した場合の攻撃練習
・・・相手ペア・・・ ターゲットエリア
1でフォアローボレー
2でバックローボレー
3では相手のパスに対してセンターへ返球、
4でのロブではハイボレーで深く返球して素早く陣形を整えます、
5 そして最後にアングルにボレーをコントロールして終了となります。

フォアサイドとバックサイドを交互で実施。
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