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グランドスラムの由来や達成選手(4ページ目)

全豪をセリーナが制し、 グランドスラマーとなりました。今回はグランドスラム(4大大会)についてルーツや偉業を達成した選手などについてご紹介します。

執筆者:吉原 浩通

 
2003年のシーズンを占う意味で全豪は大きな意味を持つが、昨年の全米でサンプラスが9大会ぶりに優勝し、そして今回の全豪でアガシが余裕で優勝したことで、男子テニスは女子とは違い、2003年も世代交代は完了しないと予想される。
男子の4大大会は1999年の全米~2000年の全豪をアガシが連続優勝して以来、13大会連続で違う選手が4大大会に優勝してきている。
次は全仏! クエルテンやコスタなどのクレイのスペシャリストがこの大会に標準をあわせて調整している中で、速いコートを得意としているアガシやヒューイットなどは苦戦を強いられるであろう。何せヒューイットは過去4回でベスト8が最高である。
 
 
 
 
全豪
全仏
全英
全米
2003年
アンドレ・アガシ
2002年
トーマス・ヨハンソン
アルベルト・コスタ
レイトン・ヒューイット
ピート・サンプラス
2001年
アンドレ・アガシ
グスタボ・クエルテン
ゴラン・イワニセビッチ
レイトン・ヒューイット
2000年
アンドレ・アガシ
グスタボ・クエルテン
ピート・サンプラス
マラト・サフィン
1999年
エフゲニー・カフェルニコフ
アンドレ・アガシ
ピート・サンプラス
アンドレ・アガシ
 ■2002年のグランドスラム優勝者
 
 
男子シングルス
女子シングルス
全豪
トーマス・ヨハンソン ジェニファー・カプリアティ
アルベルト・コスタ セレナ・ウィリアムズ
レイトン・ヒューイット セレナ・ウィリアムズ
ピート・サンプラス セレナ・ウィリアムズ
 ■アンドレ・アガシの全試合データ
 
 決勝データ  (スコアー 6-2,6-2,6-1)
 
アンドレ・アガシ
ライナー・シュットラー
1stサーブが入った率
39 of 58 = 67 %
33 of 65 = 51 %
サービスエース
7
4
ダブルフォルト
1
4
凡ミス
13
25
1stが入った時のポイント率
29 of 39 = 74 %
19 of 33 = 58 %
2ndが入った時の
ポイント率
14 of 19 = 74 %
9 of 32 = 28 %
勝利者
(サービスを含んで)
30
16
ブレーク率
8 of 13 = 62 %
1 of 1 = 100 %
ネットプレイ成功率
11 of 14 = 79 %
12 of 16 = 75 %
トータル獲得ポイント
80
43
1stサービスMax
193 km/h
197 km/h
1stサービス平均
170 km/h
165 km/h
2ndサービス平均
141 km/h
139 km/h

1回戦~準決勝(SF)データ
 
SF
QF
4回戦
3回戦
2回戦
1回戦
1stサーブが入った率
50 of 69 = 72 %
49 of 75 = 65 %
23 of 34 = 68 %
91 of 131 = 69 %
35 of 55 = 64 %
56 of 87 = 64 %
サービスエース
5
3
1
8
5
2
ダブルフォルト
3
1
0
3
2
3
凡ミス
12
14
9
22
13
39
1stが入った時のポイント率
42 of 50 = 84 %
38 of 49 = 78 %
18 of 23 = 78 %
59 of 91 = 65 %
31 of 35 = 89 %
35 of 56 = 63 %
2ndが入った時の
ポイント率
8 of 19 = 42 %
16 of 26 = 62 %
6 of 11 = 55 %
20 of 40 = 50 %
9 of 20 = 45 %
18 of 31 = 58 %
勝利者
(サービスを含んで)
30
28
15
27
26
36
ブレーク率
6 of 11 = 55 %
6 of 18 = 33 %
4 of 8 = 50 %
7 of 11 = 64 %
9 of 14 = 64 %
8 of 15 = 53 %
ネットプレイ成功率
10 of 11 = 91 %
23 of 28 = 82 %
7 of 8 = 88 %
10 of 15 = 67 %
10 of 15 = 67 %
14 of 17 = 82 %
トータル獲得ポイント
88
110
46
133
83
105
1stサービスMax
197 km/h
189 km/h
191 km/h
199 km/h
193 km/h
194 km/h
1stサービス平均
162 km/h
160 km/h
164 km/h
168 km/h
164 km/h
163 km/h
2ndサービス平均
133 km/h
136 km/h
136 km/h
142 km/h
140 km/h
139 km/h
 

続く優勝候補は2000、2001年に優勝しており、先の全米でも決勝に進出したベテランのアンドレ・アガシ(米国)である。
しかし、今年33歳になるアガシの最大の敵は暑さである。
3Rまでのスコアや天候がよければチャンスも大きい。

 

その他にサフィン(ロシア)、フェレーロ(スペイン)や、ロディック(米)、などの若手選手 にも目が離せない。


 ■優勝候補(女子)
 

女子シングルスは昨年、一気に女王に上り詰めたセレナ・ウィリアムズ(アメリカ)が断トツである。
セレナは全豪を優勝すればグランドスラムを達成することもあり、その気合は他を1つも2つも引き離している。

続いての優勝候補は、セレナの姉のビーナス・ウィリアムズ(アメリカ)と言えるが、両者は決勝でしか顔をあわせず、グランドスラムがかかった決勝の姉妹対決で、しかもビーナスがセレナを打ち破ることはあまり期待できないであろう。

さらに、昨年のディフェンディングチャンピオンのジェニファー・カプリアティ(米国)が虎視眈々と3連覇を狙っているほか、
全豪の前哨戦であるシドニー国際を制したクライシュテルスやエナン、ハンチュコワが4大大会初制覇を狙う。


   
  さて皆さんはどの選手が優勝すると思いますか?
そして誰を応援しますか?

テレビを見て、応援するのもいいですが、下記サイトでは優勝者当てクイズを実施しており、正解者には抽選でラケットやストリングスなどがプレゼントされます。
   
全豪優勝者当てクイズ

締切1月19日(日)の24時

また、お勧めサイトの『日本人選手の応援』『世界のトッププロの応援』や『掲示板、チャット』では選手の情報や応援メッセージが数多く寄せられています。
クイズや掲示板へ書き込みしながらのテレビ観戦は一味違った楽しさを味わえますので是非、ご覧下さい。
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