アイアンにも感性工学デザイン
飛距離性能が高く、クラブ自体の出来も優れた「V-iQ」アイアン |
一番、ガイドが興味をひいたのは、番手毎にバーティカルライン(※フェース面スコアライン横の縦のライン)微妙に傾けている点。人間の眼には、垂直に入ったラインよりも少し傾いたラインのほうが、まっすぐに見えより構えやすくなります。このコンセプトは湯原信光プロのアイディアによるもので、湯原プロのプライベートモデル「NB-32」にも採用されています。
さらに、スコアラインの下2本に白い色が入り、ボールを拾いやすく、ボールの赤道をとらえやすくするイメージを醸成します。
ちなみにPW、P/S、SWには、彫刻角溝を採用。ルール変更ギリギリのタイミングで、スピン性能の高い状態で発売されています。
番手毎にバーチカルラインを傾けることで、アドレスでの構えやすさを生み出している。ちなみに、トゥ側とヒール側でも微妙に傾度を変えている |
肝心のターゲットアイですが、構えてみるとそれほど目立ちません。自分では、脳波のリラックス効果を実感することは出来ませんでしたが、確かに重心を感じやすく思いました。もちろん、クラブのバランスの良さがあればこその話です。
ゴルフクラブの性能テストには、主にスイングマシーンが使われています。しかし、当然ながらマシーンには、緊張はありません。朝一のティーショットの緊張感を感じることはありません。マシーンでの性能が、必ずしもゴルファーにあてはまるとは言い切れない部分もあるのではないでしょうか?
ガイドは、NEW「V-iQ」この「感性工学デザイン」をとても画期的だと思います。ルール規制時代の今日において、ゴルフクラブの新しい方向性を示したといえるでしょう。ゴルファーの評価が待たれるところです。
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