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体験!クラブフィッティングPING編2(3ページ目)

今年、50周年を迎えたピンのカスタムフィッティング特集の2回目。アイアンとパターのフィッティングを紹介します。12色のライ角フィッティングを是非!

児山 和弘

執筆者:児山 和弘

ゴルフガイド

アイアンは4モデルから選択可能

「RAPTURE V2 Jアイアン」
「G10アイアン」
「i10 アイアン」
「S57アイアン」
ピンのアイアンラインナップは右利き男性の場合、現在4種類。ヘッド特性がはっきりして選びやすくなっています。

・3素材複合大型ヘッドでミスに強く、もっとも飛距離性能の高い「RAPTURE V2 Jアイアン」(日本の場合)
・グースネックと広いソールで易しさを重視した「G10アイアン
・ブレードタイプのシャープなヘッドのセミキャビティアイアン「i10 アイアン
・ストレートネックとコンパクトなヘッドの上級者向け「S57アイアン

の4種。

ゴルフクラブの性能は、ヘッドの性能によるところが大きくなります。当たり前のことですが、どのメーカーのフィッティングでも選べるのはそのメーカーのクラブのみ。シャフトのラインナップはどのメーカーも豊富に用意している場合が多いので、なおさらヘッドのラインナップが多いほうがフィッティングには有利であるといえます。

ピンでは、アイアン用のスチールシャフトをメーカーオリジナルで用意しているのも特徴的。その歴史は古く、ピンのスチールシャフトの評判は昔から良好でした。現在は、オリジナルのカーボンシャフトとスチールの4種類がラインナップされ、もちろん定番の「ダイナミックゴールド」や「NS PRO 950GH」もカスタム対応にて装着可能です。

また、クッシンインサートという衝撃を和らげる機能をスチールシャフトのみに取り付けることが可能です。1本あたり別料金1050円かかり、10g程度重くなってしまうのも難点ですが、クッシンインサート装着シャフトで打つと、衝撃を吸収するというよりも打感そのものが良くなるような印象がありました。パワーのあるゴルファーには装着をお勧めしたいところ。

ガイドが受けたフィッティングでは、4種類のアイアンの中で最終的に選ばれたのが、上級者向けモデルの「S57アイアン」。他のアイアンのほうがやさしかったのですが、ある程度シビアなクラブを使用して、より上達したいというガイドの意向が反映されました。

フィッティングを通しての感想にもなるのですが、フィッターさんは決して自分の意見を通すのではなく、実際の弾道とコミュニケーションの中で、ゴルファーとのコンセンサスを取ろうとします。納得してクラブ選びできるよう、アドバイスしてもらえますが、最終的な決断はゴルファー自身が主体的に決めます。フィッターとゴルファーの間で合意ができるまで、試打が繰り返されるわけです。

>>次は、パターフィッティングについて>>
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