異形の系譜
48インチの長尺ドライバー「V MAX」 |
大型ヘッド420cc「Whopper420」。オーソドックスな形状はやはりツアーステージのもの |
異種素材による4ピース構造のドライバー「Synergy」。近未来的な機械的なデザインもこれまでのクラブと一線を画す |
大きな慣性モーメントが魅力の「V-GT」 |
ブランド登場の一年後には、早くも当時流行していた48インチ長尺の「V MAX」ドライバーが発売されました。当時としては超大型の340ccヘッドに、手元が太くなった長尺専用シャフトを装着したモデルです。
急速にヘッドの大型化が進み400ccを越える大型ヘッドのドライバーが注目された2002年には、420ccの「Whopper420」が登場。「Whopper」は90年初頭に「アルタス」ブランドで登場したこともあり、懐かしさを感じたゴルフファンもいたかもしれません。
カーボン素材をコンポジットした複合ドライバーの流行には、異種素材4ピースコンポジットの「Synergy」ドライバーで参戦。翌年にはディープフェースのモデルも発売されました。ゴルファーは意外に保守的なので、打感・打音に違和感を覚えると拒否反応が出る場合も少なくありません。「Synergy」は、その独自の構造のせいか、独特の軽い打球音が印象に残っています。
2007年には、大型の異形ドライバーが続々と発売される中、「V-GT」ドライバーが発売。巨大な投影面積と、現在でも市場でトップクラスの慣性モーメント5450g・m2を実現しているミスヒットに強いドライバーです。
スタンダードなラインナップとは別のこうしたモデルたちもツアーステージのブランドの奥深さを示していると思いますが、いかがでしょうか?