ボールは多く持参するに越したことはなし
池越えのショートホール17番。ガイドはラッキーにもバーディーをGET! |
何といっても海沿いということで、ウォーターハザードの多い難コース。レンタルクラブに慣れるのに時間がかかったこともあり、最初の数ホールで立て続けにボールを失くしてしまう失態。残り10ホール以上残して、手持ちのボールがわずか3個というピンチに見舞われました。結局、それからどうしても自分にマッチしないドライバーを抜き、3Wでティショットすることにして、何とかボールを失くさずにすみました。
海外での初めてのコースでは、何が起きるかわかりません。ロケーションを知らない場合も多く、強風などの影響を受ける可能性もあります。当たり前のことですが、ボールはたくさん持参するに越したことはないでしょう。ガイド自身もそんな当然のことを改めて思い知りました。
プレーはキャディつきが基本。ガイドについてくれたキャディさんは、ビンタン島生まれ、ビンタン島育ちとのこと。「だから、ここは私の島みたいなものよ」と言っていました。英語はシンガポールの英会話学校で勉強したとか。日本人のプレーヤーにも多く接したらしく、「右」「左」、そして「テンプラ」といった日本語のゴルフ用語もよく知っていました。
コースは、ヤード表示の日本と違いメートルでの表示となっています。慣れないメートルでのゴルフに少し戸惑いましたが、数ホールであまり気にならなくなりました。郷に入りては郷にしたがえといったところです。もっともキャディさんに頼めば、全てヤード換算での残り距離を教えてくれます。
キャディさんは、グリーンの読みも正確。普段はキャディさんにラインを聞く習慣のないガイドも、ラウンド終盤ではずっと言われたとおりに。キャディさんは優秀で、至れり尽くせりのゴルフを楽しむことが出来ました。
キャディさんへのチップですが、10シンガポールドル程度が一般的ということです。ガイドについてくれたキャディさんも熱心なゴルファーらしく、残ったボールも練習用に使ってもらおうと渡したら、とても喜んでくれました。
熱帯では、突然の雨も特徴。ガイドのプレー中も短時間ですが、あいにくの雨降りに遭遇しました。気温の高いせいかパラパラとした雨粒は、案外心地のいいもの。カートに傘が常備されていないのもそのせいかもしれません。もっともクラブ保護のための雨よけカバーは用意されていましたが。
キャディさんは、さすが地元の人。「この雨はお昼までには止むわよ」という言葉の通り、すぐに止みました。