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進化を続けるスチールシャフトの現在(5ページ目)

重い、難しいというイメージは既に過去のもの。新製品が続々登場、劇的に進化を遂げ、多くのゴルファーが愛用するスチールシャフトの現在とは?

児山 和弘

執筆者:児山 和弘

ゴルフガイド

トゥルーテンパー社のシャフト

軽量スチールシャフトである「NS PRO 950GH」の登場で、スチールシャフトの代名詞「ダイナミックゴールド」を販売するトゥルーテンパー社でも新しいスチールシャフトのラインナップが登場しています。

90年以上の歴史を持つトゥルーテンパー社もここ10年余りは市場の変化に敏感です。「RIFLE(ライフル)」シャフトが登場した際は、同様に衝撃吸収機能を備えた「センシコア(SENSICORE)」シャフトを発売しています。ライフルがシャフトの構造で衝撃吸収機能を発揮しているのとは異なり、シャフトの内部に衝撃吸収材を挿入しインパクト時の衝撃を和らげる効果を持っています。

スチールとカーボンの複合シャフト「BI MATRIX」。評判は良かったが定着せず
「NS PRO 950GH」が発売された1999年には「ダイナミックゴールド ライト」という100g前後の軽量シャフトを発表しています。その後、タイガー・ウッズも試したことで知られるカーボンとスチールの複合シャフト「バイメトリックス」を発売するなど意欲的なリリースが続きます。

軽量スチールシャフトも「NS PRO」のシリーズに併走するように次々発表されます。2002年には、しっかり感のある軽量スチールシャフト「TX-90」(90g台)。2005年には「M80」(80g台)。2007年には「GS75」という装着時に70g台という超軽量スチールシャフトを発表しています。

また「ダイナミックゴールド」を生んだメーカーらしく、軽量にするだけのシャフトではなく、2005年に発売された「ダイナミックゴールドSL」(※100g弱の重量ながら硬さ、キックポイント、独特の粘り感など重量以外の性能をダイナミックゴールドに近づけたシャフト)などのようにシャフトに明確なコンセプトを持たせたうえでバリエーションを増やしています。

今年発売となる「ダイナミックゴールドHL(ハイローンチ)」は100g強の重量で、低弾道が特徴の棚ミックゴールドとは異なり、打ち出し角度を高く高弾道が打てるように設計されたスチールシャフト。現代のロースピン化が進むゴルフボールでは、十分に高い弾道が打てなくなる傾向があります。そうした現代のゴルフギアにあわせて、ロング・ミドルアイアンで高い弾道のボールを打ちやすくするというコンセプトを持った時代のニーズに応えたシャフトということが言えそうです。

>>次は、スチールシャフトの選択基準について>>
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