ドラコンドライバーの重量とは?
ドラコン御用達ブランド「BANG」。世界記録539ヤードをマーク! |
常識的に考えると、軽いほうが早く振れるためヘッドスピードが上がるため、飛ばしに有利だと考えられます。一方で、物理的にはインパクトのエネルギーは質量に比例するので、同じヘッドスピードであれば重いクラブの方が飛距離は伸びます。ややこしくて熱が出そうですね。
多くのドラコン選手は、そのヘッドスピードに負けないためにも重量の重いゴルフクラブを使用しています。しかし、スイングが安定する範囲で軽量化する試みも同時に行っています。
現在、各メーカーからラインナップされているドライバーの多くが、過去のモデルに比べ大幅に軽量化している(平均20g程度)ことからも、軽量化は飛ばしに有効といえそうです。自分に合った飛ばしのスペックを手に入れるために、ドラコン選手は相反するクラブの性能から最も自分に適した重量を模索しています。
ドラコンドライバーのロフト角
強烈に早いヘッドスピードで打たれたボールは、激しいバックスピンがかかり、ボールは高く上がります。そのため飛距離を大幅にロスし、風にも弱いボールになってしまいます。バックスピン量をクラブで抑制するには、ロフト角が重要です。通常のゴルファーの使用するドライバーでは10度前後が一般的ですが、ドラコン選手の多くは7~8度位が多いようで、前述のズーバック選手はなんと5.5度のドライバーを使用しています。もちろん平均的なゴルファーがそうした少ないロフト角のドライバーを打ってもボールをあげることが出来ず、飛距離を出すことは出来ません。