各メーカーもナイキSUMOスクエアを追随
ブリヂストンスポーツ「TOURSTAGE V-GT」 |
この秋には、ブリヂストンスポーツから「ツアーステージ V-GT」ドライバーが登場します。「V-GT」は、スイートエリアの広さを示す数値ともいえるヘッドの慣性モーメント(M.O.I.)が5450g ・cm2(自社発表)と、現状ラインナップされているモデルでは最大クラス。
アスリートや上級者向けのイメージの強い「TOURSTAGE」ブランドから登場している事実は、このドライバーがミスヒットへの許容範囲が広いというやさしさだけを売りにしたビギナー向けのモデルではないことを示していて、とても興味深いものです。つまり、ゴルファーの腕前にかかわらずこうした異形のクラブを使用することが今後のトレンドになることを暗示しているようにも思えるからです。
タイトリスト「907D1」ドライバー |
「907D1」を構えたところ。三角おむすびのようなヘッド形状 |
しかし、クラブ性能の進化の潮流はそうしたゴルファーの違和感すら超えて、新しいヘッド形状を生み出す方向へ向かっているようです。