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アイアンセットのセッティングを極める(2ページ目)

以前はまとめて購入するのが当たり前だったアイアンセット。ユーティリティや単品ウェッジの充実から、幅広い選択が可能になったアイアンのセッティングについて解説します。

児山 和弘

執筆者:児山 和弘

ゴルフガイド

6本セット販売の要因とは?

9本や10本といったまとまった形で販売されていたアイアンセットが、6本セットで販売されるようになったのなぜでしょう? それには以下の3つの要因が考えられます。

1. ショートウッド・ユーティリティクラブの一般化
2. アイアンのストロングロフト化
3. ウェッジのバリエーションの増加

ひとつひとつ考えていきましょう。

ショートウッド・ユーティリティクラブの一般化

最近では最初からユーティリティが付属しているモデルも(写真は「NIKE IGNITE HYBRIDアイアン」)
以前はウッドといえば、ドライバーと呼ばれる1番ウッドに3番ウッド(スプーン)、4番ウッド(バッフィー)、5番ウッド(クリーク)を組み合わせるのが一般的でした。しかし、現在はショートウッドと呼ばれる7番や9番のウッドを使用することが完全に定着。モデルによっては、さらに短くロフト角の大きい11番ウッドや13番ウッドをラインナップしています。

ウッドでもないアイアンでもない新しい中間の形状として生まれたユーティリティクラブも広く認知され、当初は色物扱いされていたアメリカでも、現在はハイブリッドクラブと呼ばれレベルを問わずゴルファーに支持されています。ショートウッドもユーティリティもスイートエリアが比較的広く、やさしく打てるのが特徴です。

人気のショートウッド・ユーティリティとは?」でも紹介しましたが、そもそもこうしたクラブはロングアイアンが他のクラブに比べて扱いが難しく、ロングアイアンの距離を簡単に打てないかという発想から生まれています。

つまりロングアイアンの距離を打つためにショートウッドやユーティリティをセッティングするなら、アイアンには最初から3番、4番アイアンは抜いてあるほうが都合が良くなります。

>>次は、ストロングロフト化について>>
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