ゴルフ/ゴルフクラブ・用品の選び方

ルール改正で脚光!レーザー距離計の選び方(3ページ目)

2006年のゴルフルール改正によってプレー中の使用が認められたレーザー距離計。セルフプレーの普及でますます注目されるレーザー距離計の選び方を解説します。

児山 和弘

執筆者:児山 和弘

ゴルフガイド

携帯性で選ぶ!

プレー中に使用するので、携帯性も重要。どのモデルも片手での使用に耐えうる形態性の高いものですが、お奨めは「ブッシュネル ヤーデージプロツアー」。ポケットに入るほど小型で、持ち運びが苦になりません。測定可能距離も700ヤードと性能も十分。

携帯性では、「ニコン レーザー500G」(測定可能距離550ヤード)も優れています。近距離優先アルゴリズムを採用し、ピンを直接フォーカスしやすいのも魅力の機種です。


傾斜も測定できる!

総重量なんと193g。コンパクトさが魅力の「ヤーデージプロツアー」(税込63,000円)
画期的なゴルフ用傾斜測定機能をもつ「ピンシーカースロープ」(税込89,250円)
先日、発売されるや否や瞬く間にツアープロに広まり、注目を集めているのが「ブッシュネル ピンシーカースロープ」。デジタル勾配計を内蔵しており、距離だけでなく目標物までの勾配角度を測定可能。さらに傾斜を計算に入れた推奨距離を教えてくれる「スロープ機能」を備えた画期的なレーザー測定計です。

例えば、打ち下ろしのショートホールのティーグラウンド。コースのヤーデージには135ヤードと表記。しかし打ち下ろしの下りを計算に入れるともっと少ない距離を打つ必要があるはずです。そんなときに「ピンシーカースロープ」を使用すると、マイナス7度の下り勾配を瞬時に測定し、起伏を計算に入れた推奨距離123ヤードを表示します(※距離はあくまでも例です)。

これほど便利な機能があれば、アバウトな距離の見立てから解放され、コースマネージメントが劇的な改善すると思います(※スロープ機能の使用はルール上認められません。今のところプライベートでのプレーでのみ使用可能)。

キャディさんのいないセルフプレーが増えてきた今、レーザー距離計のニーズはルール改正の流れもあり、ますます高まっています。ライバルに差をつける決め手アイテムと成長していくことでしょう。



<関連リンク>
ニコン レーザー距離計(レーザー距離計)
ブッシュネル ヤーデージプロ450(日本名:ライトスピード パスポート450)
ブッシュネル ピンシーカースロープ
39ゴルフ レーザー距離計
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