ゴルフ/ゴルフ初心者向け情報

初心者ゴルファーのためのボール選び2(3ページ目)

ボールの特性を見ることのできるチャートの見方。これから主流になりそうなカラーボールなど。自分にあったボール選びのための情報をさらに紹介していきます。

児山 和弘

執筆者:児山 和弘

ゴルフガイド

ボールタイプの見分け方

同じボールでもロゴの色が異なると、ルール上別ボールとして扱われるので注意(写真はブリヂストン「SUPER Newing LS330」)
前回も紹介したボールの「ディスタンス」タイプと「スピン」タイプの区別ですが、はっきりと区別するのは意外に難しいのが現状。現在のボールは「スピン」タイプであっても、「ディスタンス」タイプとほぼ変わらない飛距離を出すものも多いからです。双方の大きな違いはアプローチでのスピン性能。アプローチでブレーキのかかったようなスピンボールを打ちたいゴルファーは、「スピン」タイプを使用しましょう。

ボールが曲がりやすい初中級者は、「ディスタンス」タイプ。曲がりの原因になるサイドスピンを抑制するためです。意図的にボールを曲げたい上級者はスピンタイプを使用します。

チャートには、ドライバーの弾道の高さも表されています。同じように打ってもボールの性能によって、ボールの高さは異なるのです。キャリーボール(空中を飛んでいる状態のボール)を稼ぎたいゴルファーは、「高弾道」のボールを選びたいところですが、多くのアマチュアゴルファーはボールが上がりすぎて飛距離をロスしているのも事実。「吹き上がり」と呼ばれる、ボールがあがりすぎてしまうショットが多く出るゴルファーは、「低弾道」や「中弾道」のボールを選びましょう。

ボール選びの重要ポイントをさらにひとつ。打感や飛距離、アプローチでのスピンのかかり方がある程度納得できるボールに出会ったら、なるべくそのボールを変更せず使い続けることです。ボールはそれぞれ大きく性能が異なるので、特にアプローチの距離感などが全く変わってきてしまいます。ゴルファーの中には、ラウンド中でさえ複数の種類のボールを使用している人がいますが、全くおすすめできません。プロはもちろん多くの上級者は、むしろボールの性能に神経質で、気に入っているボールは廃版になる前に大量に買い込んだりするほどです。

ちなみに1ラウンド中に複数のボールを使うことは、ルール上も禁止されています。

>>次は、様々なボールについて>>
  • 前のページへ
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 次のページへ

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます