ゴルフ/ゴルフ初心者向け情報

初心者ゴルファーのためのボール選び1(4ページ目)

技術革新によって大きく性能の向上したわりに、違いのわかりにくいゴルフボール。自分にあったゴルフボールを選ぶためのポイントを解説していきます。

児山 和弘

執筆者:児山 和弘

ゴルフガイド

「ディスタンス」タイプと「スピン」タイプ

「スピン」タイプのボールの例(テーラーメイド「TP」)
現在のボールは、「ディスタンス」タイプと「スピン」タイプに大別されます。この2つのもっとも大きな違いがアプローチでのスピン性能です。

グリーンに近づいてからピン(旗竿)を狙うアプローチショット。プロはワンバウンドした後、キュキュッとブレーキがかかったようなスピンをかけたショットを多用します。こうしたスピンを効かせたアプローチショットは、もちろん高い技術に裏づけられており、また使用しているクラブの性能によるところも大きいのですが、1番大きな要因は「スピン」タイプのボールを使用していること。

トッププロでも「ディスタンス」タイプのボールに強いスピンをかけてボールをとめることは難しいはずです。「ディスタンス」タイプは、アプローチでのスピンがかけにくい代わりに(特にドライバーに関して)飛距離性能をアップしたボールです。

「スピン」タイプのボールは、対象ゴルファーが比較的上級者であることもあり、現在大多数のゴルファーは「ディスタンス」タイプのボールを使用しています。キャリー(空中に浮いている状態)での飛距離や風や曲がりに対しての強さなど、メリットの大きい「ディスタンス」タイプですが、アプローチミスが出やすいゴルファーには、「スピン」タイプも試していただきたいところ。適度にブレーキがかかるため、アプローチやアイアンでのショットがグリーンに止まりやすくなります。

>>次は、ロースピン性能について>>
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