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SLEルール施行前!NEWドライバーの傾向は?(4ページ目)

SLEルール施行前夜の2007年。今年のNEWモデルのドライバーを紹介しながら、様々なクラブ進化について解説します。

児山 和弘

執筆者:児山 和弘

ゴルフガイド

ヘッド形状が大きく進化!

キャロウェイのNEWドライバー「Ft-i」
今年のモデルの最大の話題といえば、「ルール施行あと一年!最新ドライバー事情」でも紹介した、「ナイキ サスクワッチSUMO」や「キャロウェイ Ft-i」のような四角い特異な形状のドライバーの登場でしょう。フェース反発の規制に比べると取り上げられることは少なくなりましたが、ヘッド体積も470cc以内にしなければならないという規制があります。体積に制限を設けられたなかで、最大の慣性モーメントを得ようとした結果、四角形に近いヘッド形状になったようです。

「サスクワッチSUMO」は天才ゴルファー、ミシェル・ウィーが使用するなど発売からその優位性を証明しています。タイガー・ウッズが使用するという噂もあり、今年前半の話題を独占しそうな勢いです。

クラウン部が大きくえぐれた形状で、低重心化を実現している「クリーブランド ハイボアXL」
「サスクワッチSUMO」や「Ft-i」のような四角形ではないものの、「クリーブランド ハイボアXL」のようにクラウン部分を大きくえぐったような特異な形状をしたモデルも発売されています。PRGR「T3 ドライバー502」もソール・バックフェース後方が大きく張り出したこれまでにない形状をしています。

形状を工夫することによって、性能アップを測るのはポスト高反発ドライバーの傾向として、大いに注目されるところです。視覚的にはっきりとした違いがあるため、いかにも性能の向上が期待できそうなところが魅力的です。

>>次は、その他の特徴的なモデルについて>>
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