ショートウッド人気の理由ロングアイアンの距離をやさしく打つことができるショートウッド(※写真は本間ゴルフ「BERES MG711 9番ウッド」)20年前、ウッドといえばドライバーに3W・4W・5Wという4種類が一般的でした。しかし、「ショートウッド」と呼ばれる7Wや9Wが本格的に登場し、アマチュアはもとより女子を中心としたプロゴルファーも積極的に使用したことで、より多くの種類のウッドが認知され、ゴルファーのクラブセッティングの選択の幅を広げています。また同じように新しいカテゴリーのクラブとして登場したユーティリティークラブを使用することも、新しいクラブセッティングとして脚光を浴びました。現在では、多くのゴルファーがロングアイアン(2~4番アイアンの通称)を抜き、ショートウッドやユーティリティークラブをバッグに入れるようになっています。このようにショートウッドやユーティリティーが広く認知され人気となった理由、それはこれまでセッティングされていたロングアイアンが、とても難しいクラブであるためです。ロングアイアンは打球があがりにくいため、しっかりした飛距離を出すためには相応のヘッドスピードが必要になります。またスイートエリアも他のクラブに比べて狭く、ミスヒットの確率も高くなります。そこで今回は、ロングアイアンの距離を易しく打つことができ、ゴルファーの力強いお助けアイテムとなったショートウッドとユーティリティークラブについて考えます。>>次は、ショートウッドとプロゴルファーについて>>123…5次のページへ