ゴルフ/ゴルフクラブ・用品の選び方

中古ゴルフクラブの買い方・選び方 その2(2ページ目)

クラブを売りに出して、そのお金を新しいクラブ購入に充てることのできる”買い取り”は、中古ゴルフショップの大きなメリット。賢いクラブ買い取りのコツを解説します。

児山 和弘

執筆者:児山 和弘

ゴルフガイド

ゴルフクラブの準備

パーシモン(柿の木)素材のクラブ。かつてのゴルフクラブの主流だが現在ではほとんど使われない
当たり前のことですが、買い取りに際してはまずゴルフクラブを用意します。クラブは、ウッド、アイアン、パターなど種類を問わずなんでも買い取ってくれます。

残念なことですが、最近では古いウッドクラブを引き取ってくれないショップが増えてきました。昔ながらのパーシモンウッド(柿の木で作られた木製クラブ。80年代半ばまでゴルフクラブの主流だった。)などは、買い取り自体を断られることが多いようです。400ccを超える大型チタンが市場の主流になりつつあるドライバーでは、特にこうした傾向が強く、ショップによっては5・6年前に発売されたクラブでも値段がつかないことがあるようです。購入したときの価格を考えるとちょっと寂しいですね……。

アイアンセットは、本数がきちんとそろっていることが前提。番手が抜けていたりするとアイアンセットとして成立しませんので、買い取りの金額も大幅に安いものになってしまいます。アイアンはドライバーに比べると、時間の経過によって値落ちする幅が小さいようです。年代が古くても人気のあるアイアンセットは、思わぬ高値で買い取られることもあります。

パターは、昔のモデルでも活躍できる要素が大きいため最も値落ちしにくいクラブ。PING(ピン)やSCOTTYCAMERON(スコッティキャメロン)といったブランドのパターなかには、発売されたとき以上の値段がつくものも。それらはプレミアムパターといってマニアの間で取引されています。

>>次は、買い取り価格の調べ方について>>
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