観戦のマナー
掲げられた“QUIET”の札。動くのをやめて静かにプレーを注視します |
一番重要なマナーは、選手のプレー中は静かにすることです。特にショットとパッティングの際は、“QUIET”などと書かれた札が掲げられ、声を出さないことと動きを止めることを求められます。
基本中の基本ともいえるマナーですが、なかなか守られないのは残念。特に最近多いのが携帯電話のトラブル。着信音が鳴ったり、大声で話したりするマナーの悪いギャラリーが少なくないようです。トーナメント中は、携帯電話はもちろんカメラ・ビデオでの撮影も原則禁止。カメラつき携帯での撮影も同様ですね。
これまで優勝争いのさなかにギャラリーの発する音でリズムが崩れるといった後味の悪い出来事も起きています。選手だけでなく、トーナメント全体を壊しかねない行為なので、特に慎重になりたいもの。プレー中に静かにすることを守れば、特にうるさいマナーはなく観戦を楽しむことができます。
むしろ良いプレーの後は、「ナイスバーディー!」などと積極的に声をかけます。声援にはプロも手を上げて応えてくれます。トーナメントの参加者として場面場面を盛り上げていきましょう。
注意したいのは、観戦中にボールが飛んでくる可能性があること。大きな怪我につながる可能性もあるので、ボールの行方を気にしておきましょう。またギャラリーに当たりそうな場合は「ファー!」という大きな声がかかります。その場合、すぐに身をかがめて頭を守ります。
飛んできたボール、落ちているボールには手を触れないように。ギャラリーはルール上、局外者にあたるので、触っても選手に罰打がつくことはないですが、処理をめぐってルールトラブルになる恐れもあります。