自分の子供が撮れなかったらお友達を撮っておこう
自分の子どもだけでなくお友達のシャッターチャンスもあれば撮っておけば後に助けてもらえる一枚になるかも |
場所取りもうまくいかず、一瞬のチャンスも逃してしまい、まったく自分の子供のシーンは撮れなかった、こんなときはもう諦めるしかない、と普通なら思いますね。でも、最後の悪あがきならぬ、最終戦法に出てみましょう。
それは、「先におすそ分け戦法」です。その名の通り先にこちらから撮った写真をおすそ分けするというもの。
自分は、まったく撮れていなくても他の親御さんたちが撮った写真に自分の子供が写っていないとは限りません。自分が撮れてなくても他の人が撮ったものに写った写真を分けてもらおうという最終的な撮影戦法です。
最初から他人が撮る写真をあてにはできないものの、ひょっとしたらという可能性にかけてみましょう。
お子さんの仲良しなお友達のシャッターチャンスに出くわすことがあれば撮っておきます。案外、他人のお子さんの写真のほうが力まずうまく撮れたりするものです。
そして、後日プリントアウトもしくはデータを先にお友達のお母さんなどへ提供して、「うちの子が写っている写真もあればぜひいたたけたら嬉しい」とお声掛けをしておくと何枚かはいただけるチャンスがあるかもしれません。そのためには、先にこちらから写真を提供するという低姿勢が必要です。
ここで大事なのは、先にこちらから写真を提供するということ。そして、もし自分の子供が写った写真がなくてもそれは仕方ないと諦めること。
少なくとも写真を提供すればお礼は言われるでしょうから、ダメでもともとでという気持ちで試してみてください。
運動会撮影のピンチなときにこれらいずれかの方法がお役に立ってくれたら嬉しいです。
運動会の撮影方法については、下記の記事もご参考にどうぞ!
写真・テキスト 瀬川陣市
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