メバルをルアーで狙う(2ページ目)

メバルはどんなシーンで釣れる？

メバル。産仔魚としても有名で、4mm程度の稚魚を生む魚。冬から春にかけて接岸してくる

メバルは意外な場所に棲んでいる。「根魚」の代表でもあるメバルは自然の岩礁だけでなく、人工物も好む傾向がある。東京湾奥でも各団体の積極的かつ継続的な放流事業を行っている成果が出ているので、魚影はかなり濃い。先ほどの話のように、仕事帰りにフラっと立ち寄ることもできるのだ。

また、メバルは昼は根回りを中心に活動しているが、夜になると水面を意識するようになる。意外な浅場や足元までやってくるので、油断はできない。びっくりするような港の最奥にある岸壁で入れ食い状態になることもシバシバだ。

慣れてしまえば、ポイントにめぼしは付くようになるが、はじめてメバル釣りを体験すると「こんなところに」と思わずにはいられないだろう。

次回から、そんなメバルゲームを解説してゆく。様々な釣り方を紹介してゆきたいと思うので、みなさんもぜひ冬のゲームを楽しんでもらいたい。


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