主役はジグヘッド。だけど…

ライトゲームで使われるリグはジグヘッドがほとんどだということは、これまでも説明してきた通り。だが、海は風が強いときもあれば、荒れていることもある。それだけでなく、軽量ジグヘッドでは、届かないような沖の根に魚が居ついていることだって多い。そんなときは、いつもどおりのジグヘッドではまったく手も足も出ない状況になりがちだ。

そんな過酷なシチュエーションの中でも釣りが楽しめるように、ライトゲームでは様々なリグが開発されてきた。今回はその一部を紹介してゆこう。

飛ばしウキを使ったメソッド

26番
飛ばしウキは磯のフカセ釣りではポピュラーな存在。この仕掛けを使えば軽いウキでも遠くに飛ばすことができる。
26番
これがライトゲーム用の飛ばしウキ。ウキ自体が沈むものから、海中に漂うようにセッティングされているものまで様々なタイプがある。
26番
セットはこのように行う。リーダーは1m弱ぐらいから50cmぐらいまで。最初は自分が扱いやすい長さにしておこう。
ソフトルアーを遠くに運ぶテクニックとして多くのアングラーが使っているのが「飛ばしウキ」を応用したリグだ。この飛ばしウキというものは、磯釣りではポピュラーな存在となっているが、ソルトアングラーにとっては初めて耳にする言葉だと思う。簡単に解説すると、磯でメジナを狙うフカセ釣りでは、カヤなどを材料とした超軽量ウキが使用されることがある。非常に高感度なウキだが、それ自体に重さがほとんどないという特長も併せ持っている。これを扱いやすくするために使われているのが、ある程度重さがある飛ばしウキなのだ。

飛ばしウキを道糸に通し、その下にカヤウキを付けることになるため、二段浮き仕掛けなどとも呼ばれるが、ライトゲームで使われる飛ばしウキメソッドもこれとほぼ同じ原理となっている。ただしこちらは、浮き自体がアクションするようになっている製品や、沈むものまで様々なものがある。これを使いこなすことによって、遠くのポイントへも楽に軽量リグを運ぶことが可能なのだ。

リグのセット方法は各メーカーによって様々だが、基本的にメインラインに飛ばしウキを通し、その後ろにリーダーを結んでジグヘッドやフックを付けるというもの。シンプルなので、間違えることは少ないと思うが、ライトゲーム用の飛ばしウキを購入したら必ず説明書を読むようにしておこう。

また、ライトゲーム用の飛ばしウキには先ほども述べたように沈むタイプもある。表層を狙うにはサスペンドタイプ、中層を攻める場合にはスローシンキング、低層まで探りたいときはファーストシンキングといった感じでいくつかバリエーションを揃えておいてもよいだろう。

ダウンショットを使ったリグ

26番
ブラックバスフィッシングでお馴染みのダウンショットリグ。これもライトゲームでは「縦の釣り」で頻繁に使われる。
26番
ダウンショットはどうしてもロストしやすい。地球にやさしいタングステン製のものがオススメ。
ブラックバスフィッシングではお馴染みのダウンショットリグもライトゲームでよく使われるもののひとつ。このリグは障害物周りや堤防の際や隙間といったピンポイントを攻略するときに特に効果的だ。底付近を棲家にしているカサゴやソイ、アイナメといった根魚を狙うときには、縦の誘いも重要になってくる。そんなときにこのリグは非常に扱いやすく、また根ガカリなどのトラブルも少ない。

コツとしては、シンカーのバリエーションを多く持っていくことになる。底がわかるギリギリの重さ、もしくは若干重めのものが使いやすいので、3g~10gぐらいまでを使い分けられるようにしておこう。次に紹介するガン玉を流用してもよいが、どうしてもシンカーのロストは激しくなるので、なるべく地球にやさしいタングステン素材を使った製品を選ぶようにしてほしい。また、このリグや次に紹介するスプリットショットリグに合わせて、マス針フックやブラックバス用のフィネスフックなどを用意しておこう。

>>まだまだ続きます、リグ(仕掛け)編!>>