岸壁を攻略しよう!

26番
港湾の大部分を構成しているのは「岸壁」。ここは陸地から垂直に海へと続いているエリアだ。堤防の際、陸続きの壁、様々なスタイルを攻略しよう
今回はライトゲームを行う上でもっとも簡単にロッドを出すことができる岸壁を舞台に攻略法を解説してゆこう。岸壁はコンクリートなどの人工物が垂直に切り立つような形で海へ続いている。一見すると何の変哲もない地形なので、意外と無視されがちだが、実は多くの魚が集まりやすいエリアでもあるのだ。海面付近から数メートルの部分は海藻類や貝類が豊富で、海底付近も潮流がよく通るため生物も多い。岸壁は陸上から想像する以上に複雑な生態系ができあがっているのだ。岸壁といっても、その形も様々。いろいろな角度からのアプローチが必要になるので、代表的なものを例にいくつかの攻略パターンを考えてみよう。

ちょっとした変化を攻める

26番
岸壁に寄り添うように回遊している小魚。満潮時のシャローエリアで活発にエサをあさっていた
26番
一定の幅でスリット(裂け目)が入っている場合もある。こうした隙間は魚の隠れ家になりやすいので丁寧にチェックしてゆこう
26番
干潮時には露出してしまう大型船接岸用のフェンダー(防舷材)も満潮時には水没する。ここも魚の寄り場になりやすい
岸壁をよく見てみると、様々な形をしていることが分かるだろう。海底まで垂直になっているものもあれば、数メール下がえぐれているようなこともある。さらにパイプで支えられているような場合も多い。また、このほか建設されてから年数が経っているような岸壁はところどころ崩れているケースもあるし、台風などによりケーソン(コンクリートの塊)がズレて水路となり、反対側の海水が流入しているような場所もある。

興味が無ければ素通りしてしまいそうなところが多いが、ライトゲームで岸壁を攻略するにはこうしたちょっとした変化がある場所が狙い目となる。

また、海が舞台なので潮汐によって変化が作られることもある。例えば、干潮時に海面に露出する部分には貝類がびっしり張り付いている光景を見ることがあるはずだ。満潮時になると、この貝の群集の隙間につく管虫類やプランクトンを求めて魚が集まるケースも多い。こうした部分は満潮時にちらっと見ただけでは見つけづらい場合も多い。なるべく同じ釣り場に通い、よく観察してみると良いだろう。

>>まだまだ続きます、ライトゲーム実釣編!>>