ポッパーパターンの作り方
フックサイズに合うエクステンドボディを用意する。ヘッドを含めた仕上がりがフックサイズの1.5倍ぐらいになる程度が見た目もキレイだ。ボディの根元は丸くなるようにカットしておこう。
ボディの中空部分にフックを刺して通しておく。3mm程度の接合部があれば十分なのであまり深い位置で刺さないように注意すること。
ボディのと同じマテリアルをこのように巻き留める。中空部分と同じぐらいの太さになるようにテーパーを付けておこう。
先ほど作ったマテリアルのテーパーにボディをかぶせるように取り付ける。ボディをつけたら接合部分をスレッドで補強し、もう一度マテリアルでボディを整形しておこう。
スタッカーで先端を揃えたエルクヘアをフレアさせる。先端はホッパーの脚になるので、少々長めに残しておく。
フレアさせたエルクヘアの前方にもう一回分フレアさせるスペースを作る。
スペースが少ないとアイが埋まってしまうので注意。もしスペースが足りないと思ったら、エルクヘアの先端部分の細い部分を使うようにするとよい。
このように2回のフレアを行っておく。このやり方はマドラーミノーやシケーダなどでも使うのでよく練習しておこう。
フレアさせたエルクヘアをトリミングしてゆく。一度に刈り込もうとしないで、少しずつやればよい。バイスから外して全体を見ながらヘッドの大きさを決めてゆくようにすれば失敗がない。
エクステンドボディは中空なのでよく浮くが、トラウトがヒットすると中に水が入り込むことがよくある。水の抜けを良くするためにハサミで示したあたりに少し切れ込みを入れておくとよい。
管理釣り場では様々なパターンが効く!
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エクステンドボディを使ったアンブレラダン。こんな変わったフライでもシチュエーションによってはヒットパターンになるのが管理釣り場の面白いところだ |
管理釣り場ではオーソドックスなパターンと、エクステンドボディを使ったフライのように新しいパターンのものをうまくつか分けるのがコツ。ホッパーのようにアピール力の強いものから、18番のアダムスパラシュートのようなマッチ・ザ・ハッチまで、様々なパターンが通用するのも魅力だ。自分の好みのフライが実際にどうやって捕食されるのか? といった楽しみ方もできるので、様々なフライで挑戦してみるとよいだろう。
次回も管理釣り場向けフライパターン編です。お楽しみに!
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