磯のシーバス
荒磯が舞台となるシーバスフィッシングもある。ただし、危険なので十分な装備と知識が必要 |
だが、この釣りには非常に危険が付きまとう。荒れた海が舞台になるうえ、足場も悪い。相応の備えと、タックル、それに経験が必要なのだ。もし、みなさんが、磯でシーバスを始めたいと思ったら、経験者と同行してもらいたい。ショアからのルアーフィッシングの中でも異彩を放つ実に勇壮な釣りだが、安易な釣行だけは避けてほしい。
基本的なタックルを簡単に説明しておくと、ロッドは10ftから13ftで長さは釣り場の高さによって決めればよい。ラインは20lbを基本にして、必ずラインシステムを組む。岩に擦れる可能性を考えれば50~60lbぐらいは必要だろう。ルアーは大型ミノーが中心。サラシで揉まれてもしっかりアクションするタイプがオススメ。この釣りは勝負が早く、ひとつのポイントで粘るような釣り方より、次々とサラシを打つほうが効率的だ。
ガイドもこの釣りをするときはご覧のとおり、間接パッド入りのウェットスーツにライフジャケット、スパイクシューズといういでたちだ |
いずれにしても、簡単に始められる釣りではないうえ、ヒラスズキはマルスズキとは違って個体数が多いとはいえない。出会いが少ない貴重なターゲットなので、この釣りを始めるには相当の覚悟が必要なことだけは覚えておいてほしい。
ソルトルアーの王道!
日本沿岸に広く分布するシーバスはアングラーにとっても価値ある魚だ |
次回からは大人気のアオリイカを狙います。エギングと呼ばれる独特のルアーフィッシングを楽しんでください!
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