前回「シーバスのためのこだわりタックル選び!」に引き続き、シーバスを釣るための講座第3回目。今回はラインシステムを勉強します!

ラインシステムは何で必要?

26番
ラインシステムを使いこなせれば細いラインでも安心して大物とやり取りできる
ラインシステムはメインラインの強度を活かすためのリーダーを使うためにに必要であることは「シーバスのためのこだわりタックル選び!」で述べたとおり。ここでは、実際にどのようにしてラインシステムを組むのかを解説してゆきたいと思う。

基本的にラインは”結ぶ”と強度が落ちる。実感がわかない人は実際に12lbのナイロンラインを何かに結んで思いっきり引っ張ってみるとよい。そうすると、ほぼ100%結んだところで切れることが分かるはずだ。結ぶのがNGならどうやればよいのか? 答えは”摩擦”の力を使えればよいのだ。

摩擦の力を使った場合、ラインが持っている強度に近い強さを持たせることもできる。特殊なラインシステムが多くなるので、これから紹介するビミニツイスト+オルブライトノットが完璧に使いこなせるようになってから、徐々に解説してゆきたいと思うが、通常の結び方とはまったく違う考え方が必要になると思っておけばよい。とりあえずは、基本となるラインシステムを紹介するので、まずはこのやり方で何十回でも練習して完璧なシステムを作れるようにしてほしい。

ビミニツイストを作る

26番
ビミニツイストは摩擦系ノットの代表的なもののひとつ。コツさえ掴めれば簡単に作れるのでぜひ覚えてほしい
メインラインをそのままリーダーに接続する場合、太さのギャップが発生する。この差を埋めるためにメインラインを二重にし、ある程度の太さを持たせるためのテクニックのひとつが「ダブルライン」という方法だ。簡単にいえば、単線よりも複線のほうが摩擦が多くなるからなのだが、他にも強度を容易に倍にできるというメリットもある。極端な話、ダブルラインの先にルアーを結んだってオッケーなのだ。実際の方法は基本的にメインラインの先を「輪」の状態にする。これにもいろいろな方法があるが、簡単で強度が優れる「ビミニツイスト」を紹介しておきたいと思う。

1.まずはメインラインを折り返すように手にかける
2.手をぐるぐると回し、画像のように撚りを作る。これは見やすいようにロープでやっているので巻き数が少ないが、ナイロンやPEの場合、20回転ぐらいはさせておこう
3.メインラインの先を口で咥えて引っ張りながら、手にかけている輪を広げると撚りが圧縮される
4.口で咥えているメインラインの先を折り返すようにすると、撚りになっている部分にクルクルと巻きついてゆく
5.画像では6、7回転しかしていないが、実際のラインでやると15回転ぐらいはするはず。このように、進まなくなるまで回転させるのがコツだ
6.終端まで来たら回転(ツイスト)させた部分がほどけないように、輪を作っているラインにハーフヒッチ(固結び)しておく
7.さらにほどけづらくするために、数回ハーフヒッチを行って固定する。あとは余ったラインをカットすれば完成だ


26番
これで完成。輪の部分を2重のライン、すなわちダブルラインとして利用する
この方法だと輪に基点となっている部分はお互いが摩擦だけでかみ合っているので、ほぼ100%に近い強度を持っているのが特長。実際のラインでは輪の部分が20cmぐらいあれば良い。最初は難しいが慣れてしまえば暗闇の中でも小さな明かりがあれば作れるようになるはずだ。ぜひがんばってトライしてほしい。

>>まだまだ続きます、結び方講座!>>